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「マック補正シンドローム」について詳細解説します!

皆さんは、「マック補正シンドローム」という言葉をご存知でしょうか?

もしご存知でなければ、本記事に少々お付き合いを頂けると幸いです。

※本記事を読むのにかかる時間目安5分


1.マック補正とは?

インターネット検索にて、「マクドナルド 補正」と検索をすると、下記サイトが見つかりました。(以下、「参考サイトA」といいます。)


また、日本マクドナルドの公式ホームページ、お客様相談窓口の「よくある質問」に、公式回答が掲載されているのを見つけました。

商品の実物と見本の写真が大分異なる場合がありますが、良いと思ってらっしゃるんでしょうか。

なかなか直球の質問ですね(;゚Д゚)

マクドナルド側の反論は以下のとおりです。

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広告用の商品画像は、実際の商品と分量、食材共に同じものを使用しておりますが、バンズをずらしたり、具材を中から支えるなど、長時間かけて美しく撮影しています。お店では、出来立ての商品をおいしく温かいうちにお召し上がりいただけるよう、お作りしています。 実際の商品は、包装することで高さが抑えられてしまうことなどがございますが、写真とあまり差異が出ないよう、お客様にご満足いただけるように努めてまいります。

なるほど。

長年の疑惑・疑念・モヤモヤ・そして諦め・・・😞😞😞

スッキリして頂けましたでしょうか?


私の所感で恐縮ですが、足の速さに自信のある左打バッターが、160キロの直球をバントし、守備の間を通してギリギリセーフ判定の後、「リプレイ検証」が行われているような気分です。(そして際どいケースはリプレイ検証が長くなり、いや、未だに結論は出ていない。)

※「リプレイ検証」については下記サイトをご参照ください。


参考サイトAに戻ります。

・過剰な補正 なるほど、写真と実物の商品は同じ材料を使っている。分量も同じ。真相は良くわかった。しかし、写真と実物商品に極端な差があると、「違うんじゃない……」と思わずにはいられないのも正直なところ。より美味しそうに見せたいのはわかるのだが、過剰に見栄えを補正されると、裏切られたという気持ちも否めない。できれば今後は写真と実物のかい離が少なくなることを願う。【佐藤英典さん執筆】


事象の真偽はひとまず置いときまして、要はこの、「長時間かけて美しく撮影しています」との『企業努力』のことを、頑張ってうがった見方をしましたところ、『補正』との言葉に辿り着くわけであります。

『マクドナルド補正』を略して『マック補正』と言います。


2.シンドロームとは?

困った時のWikipedia先生m(__)m


『シンドローム』は、日本語で『症候群』と言います。

症候群(しょうこうぐん、英: syndrome、シンドローム)とは、同時に起きる一連の症候のこと。
原因不明ながら共通の病態(自他覚症状・検査所見・画像所見など)を示す患者が多い場合に、そのような症状の集まりに名をつけ扱いやすくしたものである。
シンドロームの原義は「同時進行」であり[1]、同時発生様の社会現象などを指す用語としても使われる。


色々な使い方をされますが、ここでは以下の通り、一言で纏めます。

『シンドローム』=『原因不明な病的社会現象』


3.『マック補正シンドローム』なる言葉が生まれた経緯

世の中の動きを調査するのに、Twitterはとても便利です。

ですので、Twitterにて、『マック補正シンドローム』と検索をしてみたところ、下記検索結果が出ます。

これは、あるTweetに対して返信されたものなのですが、元のTweetは以下ご参照下さい。

このTweet内容を分析しますと、恐らくこの方は、オンライン(SNS等のネット上を指していると思われる)での交流時に、相手の人間性や考え方に興味を持ち、まさに、「最高にワクワク」していたのでしょう。

「ワクワクをもらえた」との言葉に、この方の謙虚で優しい人間性が表れているように思えてなりません。


そして、「対面に来たら」とある通り、この方はオンライン上で縁した相手と、実際にお会いになった。また、日常的にそのような活動をしていらっしゃることが窺い知れます。


ここからは、少し悲しい出来事が起こったのだと解釈すべきと思われます。


「真面目に引いてしまうくらいのクソがでてきた」との言葉に、この方の圧倒的な絶望感が滲み出ています。

オンラインと現実との落差に、愕然とされたことと推察されます。

あまりの落差に、消える魔球を投じられたかの如き、ショッキングな出来事だったのだと思われます。

※当該『オンラインと現実の落差』並びに『ショッキングな出来事』を総称して、「オン・オフライン・ラクサーショック」と言います。


そして、「現象の名前を誰かつけてください」とありますとおり、『誰でもいいから、今のこの俺の無念な思いを共有してほしい』との切なる思いが、心の叫びとして、Tweetされたのだと拝されます。


過去のこととはいえ、深く、心中お察し致しますと共に、心の傷から一日も早く回復されますことを、切に念願致します。


以上の経緯から、2020年3月1日20時20分に、『マック補正シンドローム』なる言葉がこの世に生み出されました。


4.詳細解説

『マック補正シンドローム』なる造語が、いかにオン・オフライン・ラクサーショックを的確に表現する言葉であるかを解説させて頂きます。

まず、『マック補正』についてですが、

世界共通認識でありながら、誰もが暗黙の了解(という名の諦め)をしている

→世界中のマクドナルド店頭で、「写真とモノが全然ちがうやろが!!」と怒ってる人はあまりいない

→マクドナルドによる不正(じゃなくて補正)が、今この瞬間も改まらないことが何よりの証拠であります(`・ω・´)ゞ

②オンライン上では、誰しもが見かけや人間性を、大なり小なり『盛っている』=『補正している』が、オンライン上では、それを不正と言い切らない優しさで満ち溢れている(皆既に諦めている

→皆、マクドナルドと同じく、『不正』と『補正』との間の、絶妙なバランスで自己を主張している(誇張とまでは言えない)

③マクドナルドの反論が、そのままテンプレ引用できるー1

『写真と実物の商品は同じ材料を使っている。分量も同じ。』

なるマクドナルドの反論は、そのまま、

『オンラインと実物の私は、同じ材料(私自身というこの世で唯一の素材)を使っている。分量(オンラインで体重を偽る必要はあまりない気がする。容姿はちょっと盛っちゃうけど、誤差の範囲)も同じ。』

と言い換えて、何ら違和感及び問題はない

そして、「いやいや、盛っちゃう私も含めて、それ自体が私そのもの」であり、『企業努力』ならぬ、『セルフブランディング』の一環に過ぎないといえば、その通りなのです。

かく言う私も、苦労多き『盛りだくさん』の人生を送って来ましたので、他人をとやかく言う権利などありません。

④マクドナルドの反論が、そのままテンプレ引用できるー2

『長時間かけて美しく撮影しています。お店では、出来立ての商品をおいしく温かいうちにお召し上がりいただけるよう、お作りしています。 』

なるマクドナルドの反論は、そのまま、

『(オンラインでは)長時間かけて美しく撮影(アイコン製作・及び各種発信内容の熟考)しています。お店(対面)では、出来立ての商品(瞬間瞬間のありのままの私)をおいしく温かいうちにお召し上がりいただけるよう、お作りしています。 』

と言い換えて、何ら違和感及び問題はない

※要は、「対面では鮮度を優先なので、ありのままの私をよろしく!」ということです。

⑤これらの病的な現象(いや、誰しもが人に良く思われたいとの心情は病ではなく、本能と言えるかもしれない)が、もはや社会現象として定着しているので、『シンドローム』であることは誰も疑う余地がありません。


5.まとめ

以上のことから、オン・オフライン・ラクサーショックという現象が、『マック補正シンドローム』と表現されることの有用性について、何ら違和感なく、むしろ「なんて気の利いた言い回しだろう!!!」と、皆様に楽しくご利用頂けるに違いないと、確信するものであります。


最後に、私事ではございますが、今後は、マック補正シンドローム研究の第一人者として、世界の最前線を邁進する決意を表明させて頂き、本記事を締め括らせて頂きます。


駄文をご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(__)m



2020年3月2日

座右の銘は「補正」

座右の銘太郎



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