たまには仕事っぽい記事を
外付けHDDがぶっ壊れ・・・
システム屋の仕事でよくあるトラブルとして、『ハードウェアの故障』があります。
・ハードウェア:パソコン本体や、周辺機器等(硬いからハード)
・ソフトウェア:機械の内部で動くもの。アプリ、アプリケーション。(柔らかいからソフト???)
先日、buffalo社製、USB接続タイプの外付けHDD(ハードディスク)が、パソコンで認識できなくなりました。
パソコンの電源をONにすると、不審なメッセージが。
「認識できない記憶媒体があります。フォーマットして下さい。」
おいおいおいおいおいおいおいおい。
いきなり『フォーマット』(データ全消去)はねぇだろがよ!
(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)
大事な大事なデータがいっぱい入ってるんだよ!(# ゚Д゚)
あまり見ないメッセージに戸惑いながらも、過去の経験上、データは生きている可能性が高い。
※USB接続の製品です。NAS(LAN共有式)の場合は、これまた別世界の話になるので、メーカーや専門業者に相談しましょう。
それでは、外付けHDDバラバラ殺HDD事件!
ドライバー1本で、5分かかりません。
「buffalo hdd 分解」で、動画がいっぱい出ます。
過去の経験上、外付けHDDの、『HDD本体』が壊れるケースは、稀です。
昔、配線を足で引っ掛けて、買ったばかりのHDDが空を舞った末、物理的に損傷したことはあります。(;´Д`)
大抵が、本体ではなくて、HDDをUSB接続するための変換部分がやられちゃう。
裸にしたHDDを、USB経由ではなくて、パソコン本体に直接ぶっ刺してみます。
(脱ぐのは得意なんだが、脱がせるのがなかなかどうして・・・)
はい。私の仕事道具(初号機)の蓋を開けたところ。
かれこれ10年くらいのお付き合い。一時自作PCにハマり、数台組み立てた内の1台です。どこか故障する度に、パーツの入れ替えで凌ぐ。いつもATフィールド全開(負荷のかけ過ぎ)なので時々暴走します。
※以下の内容は、真似をする場合自己責任でお願い致します。
※パソコン本体を分解等する際は、必ず電源を切り、電源コードを抜いた状態で行いましょう。
めんどくさがりの性格なので、現在DVDドライブに刺さっている配線を一時抜いて、先ほど裸にしたHDDに刺します。
ちなみに、上の写真だと、
・オレンジ色のやつ:パソコン本体とデータのやり取りをするためのもの
・赤・黄・黒の配線で先が黒いやつ:機械を動かすための電源を供給する線
DVDドライブと、ハードディスクの配線は、インターフェイス(接続部分)が同じなのです。(このPCだと)
差し替えたところ
さあ、パソコンの電源をON!!
データよ!頼む!生きていてくれ!!!!!
はい~!!生きてました~!
良かった~。過去の取引先データをバックアップするために使っていたHDDだったので、危ない危ない。
バックアップ先のHDDが壊れたら、そりゃバックアップが失われるのは道理です。
無事にデータを救出することができました。
余談ですが・・・
昔、『ソニータイマー』という都市伝説がありましたが・・・
buffaloさんのHDDドライブを買った際に、最近必ず入っている案内チラシ。
『壊れたHDDのデータを復旧、サルベージしますよ(有料)』
まさかね。
2020年3月11日
パソコン修理オタク
座右の銘太郎
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?