「メ・アライザル・カオス・ヘル」について詳細解説します!
皆さんは、「メ・アライザル・カオス・ヘル」という言葉をご存知でしょうか?
もしご存知でなければ、本記事に少々お付き合いを頂けると幸いです。
※本記事を読むのにかかる時間目安7分
1.日本語に訳す
・メ=目
・アライザル=粗いザル
・カオス=混沌
・ヘル=地獄
『メ・アライザル・カオス・ヘル』=『目粗いザル混沌地獄』
となります。
端的に言えば、『目の粗いザルが引き起こす混沌による地獄』と言えます。
2.言葉の定義
①『目の粗いザル』=目笊
②『カオス』=『混沌』
「想定外のことが入り混じり理解できない状況」
といった意味で使われます。
より簡単に言うと、
「もうメチャクチャ」という状態のことですね。
例えば、「マクドナルドにコスプレの集団がいて、急きょ乱闘が始まった」など、
ありえない光景、理解できない異常な光景を「カオスだ・・・」と表現します。
③『ヘル』=『地獄』
そのままです。
地獄には絶望が似合いますね☆
3.造語との出会いはいつも突然に
それはある日の昼下がり
昨晩ちょっと無理をしてAM2時頃までパソコンと睨めっこをしていたためか、眠い。
ちょっと気分転換をと、最近覚えた、小鳥のさえずりとの戯れに興じた。
Twitterを開いてすぐに飛び込んできた呟きに、目を奪われる。
いつも面白くも、芯の通ったビジネスマインドを提供していらっしゃるこの方、高井さん。
noteもやっていらっしゃることを知り、最近フォローさせて頂いたのもあって、マイブームといいますか、おっかけておりました。
Tweet内容から察するに、さぞかし無念で、やるせない想いに駆られていらっしゃることと感じ、私の頭の中の『ダジャレスイッチ』がカチっと鳴りました。
4.Tweet内容を因数分解
①『しょうもないタスクをお願いしていて』
「しょうもない」=「仕様もない」=「ばかばかしくくだらない」と、『あえて謙遜』しておっしゃっていますが、企業のトップが誰かにお願いするタスクで、ばかばかしくてくだらないものなど、有りはしないのです。
ここには、「こんな小さな仕事をお願いしてしまって申し訳ない」との想いが込められており、高井さんの遠慮深さや、優しさが伺い知れる部分です。
②『しょうもないからタスクが忘れられ』
そうです。小さな仕事だから、忘れられることが多いのです。
ですが、お優しい高井さんは、「些細な仕事を忘れてしまうのは、にんげんだもの」と、温かく人を包み込んでいらっしゃるのです。
③『しょうもなくて申し訳ないから何回もアラートを出す』
だからこそ、何回も、何回も、リマインドアラート(思い出すための働きかけ)をするのです。
人間誰しも、些細なことを忘れがちなのは仕方がないと、受け入れようとする。そんな健気な気持ちが、溢れ出ていて、私の胸にも迫って来るものがあります。
④『何回もアラートを出すも、しょうもなくタスクが漏れ続ける』
無念だ。この世はなんて、理不尽なんだ。
そして、人は、人という生き物は、なぜ、同じ間違いを、何度も何度も犯してしまうのだろうか。
そうだ。人は変われないんだ。信じた俺が、バカだったんだ。
絶望感に苛まれる高井さんの、心の叫びが今にも聞こえて来そうです。
でも、高井さんは普段から、『それでも人は、必ず成長できるんだ!』と信じて、忍耐して、待ち続けているのだと、付言したい!
なぜなら、『それでも人は、必ず成長できるんだ!』と信じることが、高井さんご自身の、信念であり、生き方だからです。
だから、ここまで待つ。
待った末に、『タスクがしょうもない』のではなく、『小さくも大事なタスクが漏れ続けることが、本当にしょうもないことなのだ』と、初めてここで、本音を吐露してしまうのです。
⑤『しょうもないんだけど、自分でタスク処理もできない。』
これはもう、「経営者の自問自答」として、あえて短く終わらせて頂きたい。
高井さんが自分でできる、できないではないのです。
『できるのだが、己の責任を天秤にかけた時に、仕事には優先順位がある』ということです。
⑥『このしょうもない地獄になんと名前をつけるか?』
あまりの絶望感から、『誰でもいいから、今のこの俺の無念な思いを共有してほしい』との切なる思いが、心の叫びとして、Tweetされたのだと拝されます。
Tweet内容を因数分解した上でまとめますと、『依頼したタスクが再三忘れられる現象が身近に起こり、何度も注意喚起するが、それでも改善されない』ということが、複数の現象として高井さんの身の回りで起こっていると推測されます。
単発の出来事であれば、何もこんなに感情を押し殺しつつ、唸るようにTweetする必要はありません。
これは、あまりにも日常的に沢山起こる出来事に、怒っていらっしゃるのです。
換言すると、
『目の粗いザルにどんなに砂金(マネジメントからの贈り物)を注ぎ込んでも、何も掬えない』
↓
『目の粗いザルにどんなに愛情を注ぎ込んでも、救えない地獄』
↓
『どんなに目をかけ愛情を注いでも、芽が出ない場合もある出来事』
こんな地獄に直面し、怒るのも無理はないと思うのは、きっと私だけではない筈です。
過去のこととはいえ、深く、心中お察し致しますと共に、心の傷から一日も早く回復されますことを、切に念願致します。
こうして、2020年3月4日14時10分に、『メ・アライザル・カオス・ヘル』なる言葉がこの世に生み出されました。
5.詳細解説
『メ・アライザル・カオス・ヘル』なる造語が、『どんなに目をかけ愛情を注いでも、芽が出ない場合もある出来事』を、いかに的確に表現する言葉であるかを解説させて頂きます。
①『糠に釘』、『暖簾に腕押し』との言葉がありますが、同義語として、『目笊の砂金掬い』なる言葉があってもいいのではと思います。
ザルの目の粗さを細かくする(もしくは、目の細かいザルに持ち替える)必要があることを示唆しています。
②そして、「なぜ、こんなタスクを掬えないのか?」と疑問を持ってしまったら、そこは混沌の入り口(Konton's GATE)なのです。
答えがあるのなら、それはカオスではありません。
『カオス』なる言葉を添えたのは、その先には何もないのだから、理由を問うてはいけないとの警鐘になると私は考えました。
③そして『ヘル』ですが、当然『地獄』を英語に翻訳したものではありますが、それで終わらないのが座右の銘太郎流です。
『ヘル』=『減る』
この地獄は、色んなものが、失われてしまうのです。
・生きる力
・夢
・希望
・人を信じようとする心
・時間
・富 名声 力。
そして何より、この言葉を向けられた相手の、「成長の機会」は、どんどん減っていくのです。
まるで、手のひらから、幸せやチャンスが、こぼれ落ちていくようで、儚くも切なく、そして最後には絶望が待っている。
タチの悪い病気のようだ。
そして、そんなステータス異常をきたす、ロープレゲームの「魔法や必殺技」みたいなネーミングに仕上がっています。
6.まとめ
以上のことから、どんなに目をかけ愛情を注いでも、芽が出ない場合もある出来事が、『メ・アライザル・カオス・ヘル』と表現されることの有用性について、何ら違和感なく、むしろ「なんて気の利いた言い回しだろう!!!」と、皆様に楽しくご利用頂けるに違いないと、確信するものであります。
最後に、私事ではございますが、今後は、メ・アライザル・カオス・ヘル研究の第一人者として、世界の最前線を邁進する決意を表明させて頂き、本記事を締め括らせて頂きます。
駄文をご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(__)m
2020年3月4日
ちょっと反響が良かったからと、すぐ調子に乗る男
そしてこのテンプレは2回が限度だと分かっている
座右の銘太郎
面白かったら、こんな造語も造りましたので是非☆
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