見出し画像

今日から秋だなんて・・・立秋ってどうやって決まってる?

8月7日、今日から秋ってマジか?今夏に限って言えば、雨ばっかり降っててまだ夏を味わってないぞー(味わってないのはコロナ禍のせいでもあるけど)って言いたい。

 夏至とか立秋とかって、二十四節気っていう農業歴なのです。古代中国で作られたそうな。時計もカレンダーもない頃の暮らしにとって、いつ種蒔したらいいかってすごくすごく大事だよね(^ν^)

画像1

これがまた、なるほどっ!て思うシンプルな一年の季節の区分けなんです。 

一年でいちばん日が長い一日と一年でいちばん日が短い日ここで一年を半分に割る。夏至と冬至ですね。

この夏至と冬至の間に、昼と夜の長さが同じになる日があって、それが春分の日と秋分の日。これで一年が四つに割れました。

二至と二分の間が、立春、立夏、立秋、立冬。一年が八つに分かれましたね。この二至二分四立で八節、八節をさらに三つに分けて、二十四節気これを季節の目安としていました。

ようするに、日長時間(昼の長さ)で季節を計っていた。これは、農業歴としては最高ですよ。だって植物ってちゃんと昼と夜の長さを計ってるんですよ。それに合わせた目安なんですから植物の動きと歴が一致しているのですね。

画像2

人にとっても同じですが、植物にとっても真夏と真冬はしんどい、生きいくのに過酷な季節、できれば春と秋に花を咲かせて、夏の前と冬の前に子孫を残したい。ってことをちゃんと葉っぱで日の長さを感知して、体の準備をしてるのですね。

秋分は9月23日、まだまだホントの秋までは遠いけど、秋に向かって準備し始めるというのが8月7日の立秋かぁ。

そういえば、秋野菜の大根や白菜の種は、8月の暑いさなかに種まきますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?