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庭の緑の効果

警固リノベのBefore、Afterをご紹介していきます。
今日は外構(植栽)の目線から。

現地調査に行った当初は、庭は門扉やガレージのゲートでしっかりと囲まれ、車を1台留めるのが精一杯、庭として使うには閉塞的で、とても窮屈な印象でした。

今回、駐車台数を増やすことと、そして植物が茂りつつオープンな庭を目指して、庭木のサイズやバランス、配置もしっかり計画した結果・・・

白い塗り壁に、デンマークの玄関ドアと木製サッシ、すでに酸化して色を変え始めたルイスポールセンのニューハウンウォールが、植物たちによって、数倍も美しく引き立てられることになりました。

建物東側にあったキッチンは、大きな窓があって光はたくさん入るのですが、色味のせいか、なぜか少し薄暗くも感じていました。

警固リノベのキッチン計画は、LDと分離した独立型。
朝日を感じたり、町の音を聞いたり、庭の緑を眺めたり、「外」に意識を向けながら食事の準備をする、健康的な広がりとつながりが存在するキッチンです。

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家族構成にもよりますが、対面キッチンであることだけが、オープンの条件ではないと思います。
植物の変化や時のうつろいを感じるという解放性も、オープンなキッチンへの解のひとつではないでしょうか。

木を植える、その茂り方や葉の形にも目を向ける、植栽の計画が生活の一部となる、庭の緑の効果、それは想像をはるかに超えて豊かなものです。

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