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ときのそらの歌の上手さ

あらかじめ断っておくが、歌唱力の評価は主観であり他者との優劣をつけるものではない。
得意不得意があるから、そもそもランキング付けは無意味であろう。また、この記事は素人が書いた内容であることを前提に読んでほしい。

さて、推しのそらちゃんのお歌の話に入るが、長年音楽を生業にしているだけあってホロライブの中でもかなり歌が上手い。ではどのように上手いのかを書いていく。

わかりやすいところから書くと、圧倒的な高音ボイスだ。最高hihiF#(諸説あり)まで音域を出せる人はなかなかいないだろう。
高音を出すには少しずつ地声を高くしていく必要があるため一朝一夕には完成しない。
彼女は音楽系学校出身であるため、少なくとも学生時代とvtuber活動7年の積み上げがある。この積み上げこそが業界最強の高音ボイスの秘密である。

音楽系学校では声楽科であったため、声量や音域の広さもレベルが高い。音程も正確である。
イベント【TUBEOUT! Vol4】では銀河アリス、天神子兎音と"歌うま勢"とイベントに出演した。いざ歌唱を聴いてみると、この2人と比べても声量が劣ってないどころかむしろ一番出ているのではとすら感じられた。
また、単純に高い音域を出せるだけではなく高い音域をキープすることも可能。
太陽系デスコやテオといったサビで高音がずっと続く曲もダンスをこなしながらキーを維持できる。

本人のキーが高い故にボーカロイド曲は有利に歌えるが、更に本人の原曲への理解度の高さも際立つ。
彼女曰く、いわゆる歌ってみたではなく原曲から聴くようにしており、曲に対してのリスペクトの高さが窺える。
乙女解剖やオートファジーではそのこだわりが遺憾無く発揮されており、音程の正確さや発音の綺麗さが際立つ。
YouTubeではプロのボーカリストが歌い方の紹介動画をいくつか公開しているが、そらちゃんの歌ってみたと比較してみると、ほぼプロのアドバイスをクリアしており客観的にも音程や発音が正確であることを確認できる。

比較は無意味、と思いつつも一応下に本人と他のホロメンの乙女解剖の歌枠を置いておく。"歌が上手いホロメンといえば"論争でよく上がるホロメンと比べても、大差はついていないだろう。もっとも、あくまで「推しが他を圧倒している」という主張ではないことを理解していただきたい。そもそもボカロならそらちゃんが有利であり、ジャンルという概念が存在している以上単純な優劣は付けられない。

また、そらちゃんはボカロ曲のみが得意というわけではない。

「ときのそらといえばラブソング」というくらいオリジナル曲ではラブソングが多く、切なくも温かいメロディを堪能できる。早くて高いだけではなくじっくり堪能する名曲チックな楽曲も得意だ。

ここまで得意な曲傾向をあげてきたが、当然全く課題がないわけではない。しばしば本人も課題としてあげるが、"早口"......つまり滑舌はあまり良い方ではない......と思っていたのだが最近は改善傾向にあり、ばんちょーほどではないが「普通に上手くね」と思えるレベルになってきている。

上記配信のBling-Bang-Bang-Bornは必聴だ。また、この配信以外では 踊 が上手いなと思えた。どこかにあるので興味があれば探してみてほしい(該当の配信を忘れただけです ; ;)。

vtuber歌唱王ではカラオケの点数こそふるわかなったものの(それでも90点以上ではある)キーの正確さと高音を見せつけて「ときのそらは歌が下手」という意見を完全に過去のものにした。

まとめ

昔はそこまで評価が高いわけではなかったが、努力を重ね今ではかなり評価が上がったときのそら。特に高音や音程の正確性には目を見張るものがある。そしてオリジナル曲の多さと、積み上げてきた世界観が必ずあなたを魅了してくれるだろう。

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