僕の猫 4
突然の家出から 帰ってきた僕の猫
僕の心配も露知らず 堂々と前を横切って
何事も無かった様に ご満悦のうたたね
晩にはいつもの様に つぶらな瞳で 食事の催促
でも 僕は知っているんだよ。君の瞳の奥で
「心配かけて ごめんなさい」と言っているのを
そんなに心苦しいなら 僕も一緒に誘いなよ
これでも 僕もよく家出をしたんだから。
「に嫌〜お~」 ・・・君の勝手さ。
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