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案ずるより産むが易し

昨日写真だけアップしたけど2年ぶりにレースに参加して来ました。
「第10回稲毛夕焼けマラソン」

これに出ることに決めたのは9月の上旬。
もっとも夏頃から出るか悩みまくりその後コロナにかかったりして決めるのがここまでずれ込んだ感じ。
悩む中身はいつも同じ。
「練習ができてないのにレースなんかに出て良いのか?」
レースなんか楽しんじゃえば良いのにこんな事柄で1ヶ月以上余裕で悩める。
結果「当日調子が悪けりゃ出なきゃ良いんだから」と逃げの理由を思いつきとりあえずエントリー。

その後案の定コロナワクチンの副反応や夏の疲れで思ったように練習ができず当日を迎える。

当日は朝から悩みまくり。
「今日レースに出るべき?」
いつもなら朝起きて会場に向かいスタート時刻まで待機なのだが「夕焼け」マラソンなのでスタートは16時。
悩む時間がいっぱいあった。
正直昼頃にはほぼ「レースに出ない」方向で考えが固まってたと思う。
それでも腰を上げたのは「一度決めたことは最後までやり通そう」と思ったから。

これはうつ病期間中に考えてたことの一つ。
僕は諦めが早い傾向にあり逃げる理由があれば躊躇なくそれに乗るタイプだった。
当然レースでもそうでリタイヤ率が高かった。
でもこの考えは悪循環を引き起こす。
一度逃げれば日常生活のあらゆる場面でその考えが顔を出しその考えに染まる。
自分で決めたことをやり通すようコントロールしないと自己の「信頼性」が落ちる。
自分が信用できなくなり「自信」がなくなる。
僕がうつ病にかかった原因の一つはこれだと思ってる。

だから

レースでもなんでも決めたことはやり通す。
結果はしょうがない、全部受け止める。
これは「自分が決めることの価値」を上げ準備をきちんとやるモチベーションになる。散々悩んだ末スタートに間に合うギリギリの時刻に家を出た。

会場につけばいつものルーティン、さっさと受付を済ませ居心地の良さそうな場所に陣取り集合時間を待つ。
1人でレースに出るのも久しぶりだが余計なことに気を取られずありがたい。
ゼッケンをつけた選手がウロウロしマイクでレース中のランナーを元気づけロックやJpopがひっきりなしにかかるいつものレース会場だ。
こういう中に身を置くとランニングコミュニティに帰ってきたんだなと思う。

スタート時刻が迫り集合がかかる。
コロナ対策でショットガンスタート方式、これだと最初ペース上がり過ぎるから気をつけないとなんて考える。
コースは2.5kmを2周回、1周目でコースの様子がわかるなとかぼんやり思う

そしてスタート

案の定ペースを上げすぎた。
でもこのまま行けるところまでいこう。
息がどんどん上がるし心拍も早くなる。
呼吸はキツくてしょうがないが脚は問題なく動いている。
それを頼りに1周目はなんとか粘ったが2周目に入った途端ペースが落ちた。
今の僕は「脚力>心肺機能」のようだ。
必要以上にペースを落とさぬように気をつけながらもう一周。
最後は一定ペースでフィニシュラインを駆け抜けた。




結果は散々
でも最後までやり通した。
ここから上げて行けば良い。


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