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ローフードマイスター都田恵理子 美容連載コラムvol.1『変わり目に現れるプチ不調、今こそ肌にジュースのチカラを!』

この記事は2020年5月12日、ヒューロムWEBマガジン naturise「美容連載コラム『変わり目に現れるプチ不調、今こそ肌にジュースのチカラを!』」に書いた記事を転載しています。

食事をすること、スキンケアをすること日常の一つ一つがつながってキレイを作ります。今回から3回にわたり、季節ごとの肌悩みのポイントをおさえて美容に役立つお手軽レシピをお伝えしていきます。自然の恵みとジュースのある暮らしを身近に感じていただければ嬉しいです。

外出の自粛要請が続いています。しかし、美容業界で5月は「美容」に関心が高まる季節。気温や生活リズムが大きく変わりやすく、様々な要因によって肌のトラブルが増え始めるといわれています。

いつもは日々の肌のお手入れや体の疲れを取るには、週末にまとめてという方も多いと思いますが、自分に向ける時間ができるこういう時こそ、美容に向けるエネルギーチャージを楽しむことを始めてみませんか?

悩みの原因はここ!肌は変化に左右されやすい。

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春から夏の間は、気温が上がって日差しが暖かくなり過ごしやすくなりますが、油断していると肌あれトラブルを招きやすい時期です。この肌あれは、ゆらぎと称われる肌のバリア機能の低下に伴い、皮脂分泌の不足、乾燥、ターンオーバーの遅れなどの老化も進めてしまいます。

要因はさまざまありますが、寒暖の差や気候が不安定なこと、新生活での食生活の栄養の偏り、生活リズムの大きな変化からピリピリ・イライラとストレスを感じやすく、疲労から安眠が妨げられることなど。日々の忙しさから気づかぬうちに、体や心の元気がなくなることで肌はダメージを受けているかもしれません。
これからくる厳しい夏の肌疲れにも今から予防のために準備をしておきましょう。

ストレス耐性もアップ、美肌に導く食材選びのコツ。

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なんか肌の調子がイマイチというとき、そこで大切なのは日々の食事です。
私も色々試して、低速ジューサーを使い新鮮な野菜や果物をゆっくりすりつぶして作るスロージュースを飲むようになりました。すごくむずかしいことではなく、もっとも自分メンテナンスに向いている気がします。

野菜や果物は、肌を美しく保つビタミンCのほか、体の代謝リズムがスムーズに動き出す酵素、多くの種類のビタミンやミネラル、ファイトケミカルもたっぷり含み、ストレスに対する抵抗力を高める効果が期待できます。
ほかにも老廃物を排出したり、腸内環境を整えたり、老化の原因となる活性酸素を追い出します。低速ジューサーで搾汁すると食物繊維も細かくなり、胃腸に消化吸収されやすくなります。

子供の頃に風邪をひくと、りんごをすりおろして食べると体調を整えてくれたように、野菜や果物はじっくりとすりつぶすことで細胞内にある酵素が外に出てきて、力一杯に働くようになります。最近の研究で酵素の多く含まれた皮ごとだと、さらに効果が高まるのだそうです。

この時期のオススメ食材は、免疫を高める作用もあり、ストレスに負けない体をつくる抗ストレスビタミンとも呼ばれるビタミンCが豊富なレモン、新陳代謝を高めるビタミンB1・カリウム・疲労回復に役立つクエン酸が豊富に含まれるパイナップル。また芳香成分が神経系に作用してイライラを鎮め頭痛の解消にも効果を発揮するセロリです。

朝のルーティンに、ジュース習慣を続けるには。

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1日を気持ちよく始めるための朝の食事は、新鮮なジュースを飲むことをオススメします。その時に手に入りやすいものが一番体に合う旬の食材です。それを組みわせていくつかパターンを作っておきます。ちょっとの下準備で考えなくてもできるようにパターン化していくのも続けていくコツ。

毎日でなくても、まずはできるときに。無理なく続けることを目標にして、飲む日とそうでない日の体調の違いを知り、朝からいっぱい食べなくてもジュースだけで自然のエネルギーに満たされる感覚も楽しめます。何気ない朝がいつもより贅沢な時間に感じますよ。

香りのストレス解消ジュース

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気がつくとイライラしている、そんなときにセロリの香りは気持ちをおだやかにします。疲労回復に役立つパイナップル、鎮静・催眠効果で知られるレタスの相乗効果で疲れた心と体をいたわります。

【材料(250ml)】
パイナップル・・・1/4個
セロリ・・・1/2本
レタス・・・3~4枚

【作り方】
1.パイナップルは、皮と芯を除き適当な大きさに切る。
2.セロリ、レタスはよく洗い、適当な大きさに切る。
3.材料をジューサーにかける。

元気アップジュース

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抗酸化作用のあるビタミンCやβ-カロテン、不足しがちなミネラルが豊富なほうれん草に、自然治癒力を高めるりんご、免疫を高める作用もあり疲労回復に効果が期待できるビタミンCが豊富なレモン。飲みやすく胃腸に優しいジュースです。

【材料(250ml)】
ほうれん草・・・3株
りんご・・・1個
レモン・・・1個

【作り方】
1.ほうれん草はよく洗い、適当な大きさに切る。
2.りんごはよく洗い、皮付きのまま芯を除き、適当な大きさに切る。
3.レモンは、皮と種を除く。
4.材料をジューサーにかける。

このコラムを書いた人
都田恵理子(みやこだえりこ)

オーガニックスキンケアブランドの元PR担当。日本リビングビューティー協会・ローフードマイスター。健康的な美容のためにアンテナを張り、食の知識を生かしてクラスの開催やイベント講師、サスティナブルな生活に関する情報の発信を手がける。madame FIGARO.jpにてブログを更新中。
Instagram:@erikomiyakoda
BLOG:madame FIGARO.jp 公式ブログ「オーガニックコンシャスな生活

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