兼業イラストレーターの自分的心得

1つ前の記事でフリーランスになりたいと書いたけれど、現実的な話、しばらくは会社員との兼業イラストレーターになると思う。

兼業イラストレーターを続けていく、と腹を決めたときに
ぱっと直感的に大事かもと思ったことを簡単に書き残しておこう。

①とにかくなんとかして時間を作る
②自分の作業にかかる時間を把握する
③無理のないスケジュールを立てる
④休む日はあってもいいけれど歩みは止めない
⑤1週間に1%でいいので前に進む
⑥家事とか健康管理とかはないがしろにしない

①とにかくなんとかして時間を作る

人によって兼業している仕事の割合は変わると思うけれど、仮に週5で1日8時間だとしよう。
1日8時間働いていると、通勤の時間や睡眠時間、食事や家事などの時間も考えるとおそらく創作に使える時間はほとんどないのが現実。
僕は何とか1時間はひねり出したいと思っています。
1時間っぽちじゃ全然足りない!と思うかもしれないけれど、いざ時間をたっぷり与えられるとだらだらしちゃったりするし、少し足りないくらいがモチベーション保てる気がする。たぶん

②自分の作業にかかる時間を把握する

これがなかなか難しい。
1週間でこういう作品を作ろう!と思ってても全然時間が足りなかったりする。
時間が足りないと焦ってしまうので、集中力が下がったり、自己肯定感が下がったりする。
This is よくない!!
イラストに限らずだけど、「この作業にこんなにかかるの!?」と思われるとしても見栄を張らずに作業時間を見積もる。
健やかに創作を続けるためにはほんと大事だと思う。
余裕を持った見積もりを。

③無理のないスケジュールを立てる

②がしっかりできれば大丈夫なはず。
自主制作ならいいけれど、仮に依頼作品だとスケジュールがタイトになってくると、後々精神的にしんどくなるし、作品の質も落ちかねないので、②がほんと大事。
そしてスケジュールは余裕をもってあらかじめ立てておくようにしよう。
休息の時間もしっかり加味して、ね。
休みの日もちゃんと作ろうね。

④休む日はあってもいいけれど歩みは止めない

人間だから体調悪い日もあると思うし、ちゃんと休んだり友人と会ったりする日も大切。
でもスケジュールをタイトにしたり、自分を追い込みすぎると絵を描くことがしんどくなったり、燃え尽き症候群になったりするのでそうならないように。
長い目で見て創作を続けるということが本当に大切だと思うので。
1日や、ましてや1週間は休んでよいと思う。
自分で自分をいたわってあげよう。
1週間のうち、5日はほかの仕事して1日は創作に充てたとしても残り1日はゆっくり休もう。創作したくなる気持ちがあってこれがなかなか難しいんだけれど。

⑤1週間に1%でいいので前に進む

1日1時間+土日どちらかだとなかなか前には進めないかもしれないけれど、1週間に1%でも前に進めれたら、それをずーーっと続けていれば1年後には遠いところまで行けるはず。
描けなかったことをかけるようにしようとか、今週は色味を気を付けようとか。
自分を客観的に見て得意なところ・苦手なところを把握して(これが難しい)そのうえでどう成長していくかをちゃんと頭に入れねば、と思います。
焦る気持ちはあるけれど、一歩でも前に進めていたらはなまる!

⑥家事とか健康管理とかはないがしろにしない

創作の時間を捻出するためだったり、没頭しすぎて
例えば睡眠時間を削ったり、自炊じゃなくてコンビニ弁当だったり
掃除が後回しだったり、そんなことしていると体を壊したりして創作が続けられなくなると思う。
銀杏BOYSの峯田さんがお母さんに「ミュージシャンだからって特別じゃないんだから掃除とか家のことはちゃんそやって、そのうえでミュージシャンをやりなさい」と言われていたそう。
僕もかつては掃除とか後回しで創作活動をしてたけれど、掃除してないと罪悪感で自信なくなったりするのよね、意外と。
だから家事とかもそうだけど好きな映画を見に行ったり人と会ったり、人として大切なことは手放さないようにすることが健全に創作活動を続けていけることにつながると思う。

最後に


兼業で創作している人は、売れて、クリエイトなことだけで生きていきたいと思う人が大半だとは思うけれど、今は若さが必要条件ではなくなってきていると感じるので、長く活動を続けていって虎視眈々とそのチャンスを狙っていくことが遠回りのようで近道なきがしている。
続けていけば腕も磨かれるし前にも進める。
そしてその歩幅はどんどん広くなっていくと思う。
SDGsな創作活動をしてみんなで頑張っていこうな!

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