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過疎化率1位は青森!?それでも東北移住を本気でオススメする理由
東北地方にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
・豪雪地帯で寒いから冬場が大変
・地方は求人数が少ないので転職が難しい
・利便性などの条件が厳しい
など…マイナスなイメージをお持ちの方も多いのでは?
実際に、下記で詳しく説明しますが全国的に見ても東北6県は過疎化の一途をたどっています…
しかし!そんな東北への移住が今、熱い!?
今回の記事では、東北地方のリアルな人口やお仕事の事情、そしてそんな東北に移住するのは”今がチャンス”だという理由を詳しく解説していきたいと思います。
東北6県の人口は、全国を大きく上回るペースで減少している
・少子化
・人口減少
・地方での後継者不足
・商店街の衰退
・過疎化
などなど…日本の一極集中化は留まるところを知らず、地方自治体は窮地に立たされています。
コロナ禍リモートワークやテレワークといった働き方の変化があり、昨年の意識調査では都市部に住む人の「地方への移住に関心がある人」の割合が3割弱に上り、地方移住への関心は高まっていますが、実際に移住を決意した方はまだまだ少ないのが現状です。
政府も「まち・ひと・しごと創生法」などの政策を打ち出すなど何とか食い止めようと必死に動いてはくれていますが、実際、東北6県の人口は全国を大きく上回るペースで減少中。
人口の推移の現状のまとめ|東北6県の人口は減少 東京圏への人口集中
◯全国の人口は、平成22年12,706万人から平成31年12,478万人へ228万人減少
◯東北6県の人口は、942万人から878万人へ64万人減少し、全国を大きく上回るペースで減少
◯一方、東京圏は3,477万人から3,552万人へ増加し人口集中が継続
東北6県はこのまま衰退してしまうのか?社会増減率からわかること
総務省が東北6県及び16市町村を対象に令和2年2月から7月にかけて調べた、『移住・定住対策の実施状況』という”社会増減率”の数字を詳しく見てみましょう。
『社会増減率』とは?
転入者数が転出者を上回れば社会増加、その逆が社会減少。
過疎化の1つの指標と言える数字である。
人口1000人あたりの年間転入者及び転出者数を社会増減率といい、
簡単に言えば、『社会増加率ワースト1位』とは、人口が少なくなり過疎化が一番進んでいる都市であるということ。
その結果、平成30年の東北6県の社会増加率をみると…
・青森県が-0.5%(全国47位)
・秋田県が-0.45%(同45位)
・福島県・岩手県が-0.40%(同44位)
・山形県が-0.35%(同41位)
このようにほとんどが40位以下にランクイン。
政府の様々な政策もむなしく終わり、県外への転出超過の状況に歯止めがかかっていないことが分かりました。
実は、東北への移住をお考えの方は今がチャンス!?UIJターン者への手厚い支援がある自治体も!
しかし、そのような中にあっても工夫をこらし積極的に移住・定住施策に取り組んでいる市町村も!
特に、UIJターン希望の方への移住支援制度に積極的に取り組み、力を入れています。
実は、東北への移住をお考えの方は今がチャンスです!
東北へ移住するなら今がチャンスな理由①|東北の移住支援制度
具体的にはどのような施策があるのでしょうか?
移住支援制度の一部をご紹介致します。
・マイホーム借り上げ制度
一般社団法人移住・住みかえ支援機構でマイホームを借り上げて主に子育て世帯に転賃する制度です。
・フラット35地域活性化型(地方移住支援)
住宅金融支援では移住資金の交付決定を受けた移住者を対象に「フラット35地域活性化型(地方移住支援)」を実施して借入金利を一定期間引き下げています。
・移住支援金制度
2019年から始まった「移住支援金制度」は定められた項目を満たした方に向けて、各自治体が定めた金額が支給されます。
例えば福島県の12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)への移住であれば、全国どこからの移住でも世帯なら最大200万円、単身なら最大120万円の移住支援金を交付しています。
※詳しい条件については各自治体のHP等をご確認ください。
ご紹介した以外にも、東北地方には各市町村や団体が行う移住支援制度がたくさんあります。
東北への移住に興味がある方なら、しっかりリサーチしてこのような移住支援制度を可能な限り活用することがお得に移住できるキーポイントになるでしょう。
ぜひ県だけではなく各市区町村のホームページで調べてみてください。
東北へ移住するなら今がチャンスな理由②|テレワークやリモートワークの普及
もう一つ、東北へ移住するなら今がチャンスな理由があります。
新型コロナウィルスの影響で、過密な都会での生活に疑問を感じたり、テレワークの拡大で、地方への移住に関心を持つ人が増えています。
仕事をする場所の成約がなくなり、住む場所を自由に選べるような時代になりました。「住む場所=働く場所」でなくてもよくなってきたのです。
新型コロナウィルスをきっかけに「自分らしく過ごせる場所」や「ワークライフバランス」を重視して移住を考える方も多いようです。
これからは、都会では実現することのできない暮らしや魅力がある「地方」が、これまで以上に注目されています。
テレワークやリモートワークなど、仕事がオンライン上で完結するようになり、場所にとらわれずにできる仕事が増えたことで、田舎暮らしが実現しやすい状況になり、都市部で仕事をするメリットが弱くなってきました。
東北移住のメリットは結構多い!?
今東北への移住が熱い理由として、資金面やテレワークやリモートワークの普及というところを挙げましたが、実は他にも東北に住むメリットはたくさんあります!
・豊かな自然や四季の移り変わりを体感できる
東北=雪国というイメージがあるかもしれませんが、太平洋側は積雪も少なく穏やかな気候です。
スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しみながら雪を満喫したい方には日本海側がおすすめです。
・物価が圧倒的に安い
東北は、東京圏に比べて物価が低いです。
家賃の月額平均が東京よりも数万円安いため、移住することで生活費をぐっと抑えられます。
・Uターンであれば実家との連携もぐっと近くなる
もし実家が近くにあれば、出産や育児、介護など家族の問題もサポートし合うことができ、精神的な安定に繋がることもあります。
このように、東北への移住はデメリットだけでなくメリットもたくさんあるのです!
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