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内部統制に関わる業務を解説します!

公認会計士が行う主な業務として、会計監査がありますが、会計監査と並ぶ公認会計士の主な業務に内部統制監査があります。企業の公正性を保持するため、企業は内部統制を適切に整備し運用しなければなりません。公認会計士にとっても内部統制アドバリザリー業務や内部統制監査、企業内内部監査など、内部統制に対応するニーズも高まっています。

今回は公認会計士が培った知識や経験を活かせる内部統制についてまとめました。

内部統制の概要

内部統制とは、企業が事業活動を健全に行うために役員や全従業員が遵守すべきルールや仕組みであり、業務を適切に遂行するためのプロセスをいいます。

内部統制は企業内部で行われるほとんどの業務に組み込まれ、さらに、従業員に周知徹底され、適切に運用されているということが重要となります。不正防止のための相互牽制も内部統制の目的の1つといえます。

内部統制を充実させることで、業務の効率化や適正化、リスク管理が可能となります。また、情報開示の信頼性や証券市場における信頼性の向上など、市場全体にも寄与する社会的に意義ある業務です。

内部統制の基本的要素

内部統制において、基本的な要素は「統制環境」「リスクの評価と対応」「統制活動」「情報と伝達」「モニタリング(監視活動)」「IT(情報技術)への対応」の6つです。これら6つの要素が相互に絡みあい有効に機能する仕組みを確保していくことが大切です。

『ヒュープロ マガジン』では内部統制についてさらに詳しく解説していますので、気になる方は下記の記事をご覧ください!

内部統制とは何か?導入の背景から制度の発展まで詳しく解説します!


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