見出し画像

サスティナブルをつなぐステキなもの

つい昨日、ソーシャルビジネスに関わる展示会にインターン生として参加してきた。

展示する側として参加したのだが、なんせ都会のそういう場所に参加するのは初めてでずっと肩に力が入り背筋もピンと、手もお腹の前にずっと添えていた。

何十とある団体、これは全部サスティナブルな未来を目指して動いたものなのかと、感銘を受けた。

私たちのブースにも何人か立ち止まってみてくださる方がいた。
緊張の中で説明するのはとても難しかった。立ち止まってみてくれてる人がいるけれど、この人は話しかけてもいい人だろうかと考える。だからとりあえず「こんにちは」と挨拶をした。
時々、相手の方から話しかけてくださる方もいて社会経験が少ない私はなんと相槌をうてばよいかわからなくなった。それでも必死に聞いていることだけは伝えようと努めた。

インターンに早く着いてしまい、上の方が「たくさんあるからぐるっとみておいで」と言ってくれたので私は少し会場を歩いて見て回った。緊張のせいかあまり集中ができず目に留まるものも少なかった。

その中で私の目を惹いたブースが一つあった。その時はちょうど入りにくい雰囲気だったので、そのあと時間ができた時にもう一度立ち寄った。

そのブースは"Atelier M/A"さんが出展されていた。
廃プラスチックや短くなった糸を再生して作られたバッグやコースターや靴下、洋服、全てに人を惹きつけるパワーがあった。そこにいた男性の方はとても優しそうな方で、言葉のキャッチボールをしてくださった。
「プラスチックや使い辛く短くなった糸がこんな素敵になるんですね」、思わず口から言葉を発していた。
環境問題というのは、本当はこの地球に住む全員が関心を持つべきことである。
それでも関心を持つ人というのはごくわずか。
それ以外の人たちにどうやって関心を持ってもらうか、それが"Atelier M/A"さんが持つパワーと関係しているなと感じた。
環境問題に関心を持たない人に「海が大変なことになってるんだ」といくら説明しても関心を持つようにならないのは当然。
本当に関心を持って欲しいのなら、違う視点から引っ張ってこなければいけない。

とことん、大変だなぁと思うと同時にこうして視覚から楽しめながらも環境問題解決に貢献しているようなものが増えて欲しいなと思った。


余談だが、やはり私はこういう場所がすごく苦手だ。
あのなんとも言えない空気感、目の前をたくさんの人が通り過ぎていく閉鎖空間、みられているという緊張感。
オフになった瞬間に疲れがどっと押し寄せてくる。今朝、久しぶりに起きられないという感覚があった。

それでもAtelier M/Aさんに出会えたことで疲れもしょうがないと思える。

いい経験をした。楽しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?