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ニキビにもモノモライにも自分にも怒りたくない

大学生になるまでニキビに悩まされたことはほとんどなかった。
今よりも太っていたし肌のケアもほとんどしていなかった。のに「綺麗だね」とよく言ってもらえるぐらいツルツルで自慢だった。写真を見返しても羨ましくなるぐらい。

肌があまり綺麗じゃないと、鏡を見たときに落ち込むし自己肯定感も下がる。だから自分には甘くしようと、甘いものをたくさん食べ最近は用事のついでで外食も多い。その結果翌朝新しいニキビが生まれる。「あぁ、おはよう」、そんな感じ。何ヶ月も私の肌にいるもんだから、もう友達的な感覚。チャームポイントにすら見えてきた。

そんな私にまた新しくお友達ができた。昨日の夜から違和感はあったのだが左目にモノモライが生まれたのだ。検査してもらったわけではないので、モノモライじゃないかもしれないが、左目が重くて瞬きをすると痛くてただでさえ小さい目が4割ぐらいしか開かない。「あぁ、おはよう、これからよろしくね」、そんな感じ。

私は肌の状態は心の状態に比例していると思っている。だから今は余裕がなくてなんとか生き延びている、ただそれだけ。昔、英語の先生が人は怒ると体から毒を出すと言っていた。だからニキビにもモノモライにも自分にも怒りたくない。こんなに肌荒れしていても友達や彼氏は変わらず接してくれるし、自分も変わらず大笑いできる。「肌の調子が良くないだけで何も変わらない」そう思った。

そんなことを言いながらやはり前の肌質に戻りたいとは思う。でも今やれる事はやってるから、今心の状態に悪影響を与えている何かが終われば勝手に戻っていくんじゃないかと願っている。それは就活か、自炊のストレスか、バイトか。答え合わせは肌が綺麗になった時に。

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