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全てがバターになった日(400文字:1分目安)


ある日、私は謎の美女に問われた。
「日本には上り坂と下り坂、どっちが多いかわかる?」

私は自信を持って答えた。
「同じだよ、坂は上り坂とも下り坂とも捉えられるからね。」

私の答えが美女の耳に触れた瞬間、まるで地球が一瞬で3000回転するかのように視界が揺れ動いた。私は驚き目を疑った。

美女は微笑みながら続けました。「日本にはバターしかないわ!!あなたもあなたの両親も、全部バターよ!!!」

その言葉と共に、世界はまるで不思議な魔法のように変わった。街中の建物、周囲の風景、そして私の体も、全てがバターとなった。

私は頭は驚きと混乱に包まれたが、美女は静かに浮かび上がり、バターの香りが広がる中で美しいダンスを踊った。そして、その謎めいた美女の踊りは、私の心を温かいバターのように溶かし込んでいった……

その日から、世界中の人々はバターの中で暖かな幸せを見つけ、私も新たな人生の冒険に出発しました。全てがバターになった日、不思議な美女との出会いを通じて、心にあたたかなバターの一片を持ち続けるのでした。

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