伊達を知る時、お前は鎌倉府、関東管領、そして長尾景春に出会う
よくきたな。おれは逆噴射聡一郎ではない。
おれは時々関東室町についてのテキストを書いているが、誰にもほんきで読ませるつもりはない。
だが今回は新たなる真の男が書いた真の男についてのやばい本を見つけたので、いてもたってもいられなくなったので、この記事を書いて公開することにした。
いつも言っているが『真の男』は性別のことではない。
真の男とは、過酷なメキシコで生き抜ける資質のことだ。
なぜそんな分かりきった事をわざわざゆうのかと言うと、俺は中世史では今回初めて女性の研究者の本を含めて紹介するからだ。
※この記事で使っている文体はこちらの逆噴射聡一郎先生をリスペクトしたものです。再現性が低くて申し訳ない。興味のある方は上記リンクでメキシコの荒野を感じろ。おまえが女だからといって真の男にはなれないとかそうゆうことはないから安心しろ。
ものすごい本が出た
俺は今までの記事で再三『室町幕府』そして更なるメキシコの荒野である『鎌倉府』について色々な武器——砂漠を生き抜くサバイバルキットとなる真の男の為の本を紹介してきた。特に『図説 鎌倉府』『図説 室町幕府』はその中でも最強の二丁拳銃と言えるだろう。
ではこの2つの拳銃で狙い撃つものは何か。
いくらものすごい銃で、お前が伝説のガンマンであっても、的が無ければ何も始まらない。お前が狙い撃つべき標的。それがこのものすごい本だ。
中世武士選書43——太田道灌と長尾景春
太田道灌と言えば、東京国際フォーラムに銅像のある武将だ。
彼が何者で、どんな人物だったか。俺が江戸城がどうのこうのと口上を述べる必要はない。この一冊でドラマティックに、かつ原時点で最も客観的な研究成果が、一般書として分かりやすく載っている。
そして、これを読んだお前は長尾景春にも興味を持つ。必ずだ。
そしてその興味が上杉顕定とゆう第三の男に繋がり——やがて伊達に繋がる。分からない事は『図説 鎌倉府』を見れば全て分かる。
四の五の言うつもりはない。
・お前は図説 鎌倉府を片手に→
・中世武士選書43 太田道灌と長尾景春を読み→
・中世武士選書24 上杉顕定へと続き→
・最後に中世関東武士の研究 第25巻 戦国大名伊達氏 を読むといい
全て買う必要もない。図書館のリクエストが俺の一番のオススメだ。
ひとつだけゆっておくと、この伊達氏は、いわゆる独眼竜伊達政宗よりも前の時代の伊達氏だ。だが俺はこの世代の伊達氏も独眼竜に劣らぬ波乱万丈をお前にもたらすことを知っている。これ以上の御託は要らない。全ての始まりとも言える鎌倉府と長尾景春、そしてそれが戦国時代へと続く連なりをお前が確かめろ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?