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私の英語学習履歴(小・中学編)

こんにちは、hyakumです。みなさんはタイムマシンに乗って戻りたい・やり直したい過去はありますか?私は二日酔いになるたびに前夜に戻って飲酒量を抑えるよう注意しに行きたくなります。

というわけで、これから数回に分けて私がこれまで英語学習で何をしてきたか、振り返ると今にどう作用しているか、等々を書き連ねていきます。言葉は違えど同じ言語ですので、過去の経験から現在の中国語学習に役立つものはないか探してみようという魂胆です。

今回のキーワードは、『ポジティブな動機』と『Dictation』です。

原点はポジティブでシンプル

洋楽好きな両親のもとで育ったため、日頃様々な洋楽を耳にしていました。The Beatles, The Queen, The Carpenters, ABBA, Elton John などは年がら年中、冬はクリスマスソング集の再生頻度が増え、Mariah Carey  『All I Want For Christmas Is You』, John Lennon 『Happy Xmas (War Is Over)』, Wham!『Last Christmas』など往年の名曲も口ずさんでいた気がします。

加えて両親は洋画も好きで、小学校高学年までに Back to the Future, Indie Jones, Star Wars, Jurassic Park, The Terminator, Die Hardなどなど、有名作をいくつも観せてくれました。特に Star Wars: Episode I を劇場で観たときの衝撃と感動は、今でも鮮明に覚えています。

日本生まれ・日本育ちの私は、楽曲の歌詞の意味はおろか映画のちょっとした台詞も全く理解していませんでした。そして芽生えた『英語がわかったらもっと楽しいかな?』というポジティブでシンプルな欲求が、今もなお英語を学ぶモチベーションの源泉です。

グローバル社会で生き残らねばという危機感から英語学習を始めるのもよいでしょう。しかし人間は理性と感情の生き物です。負よりも正の感情、ネガティブよりもポジティブな動機付けが、より強固な継続力を生むのです。

切り口はなんでもいいと思いますが、人が本来持つ『知りたい』という衝動を絡める方が良いでしょう。ハリウッド映画の最新情報を知りたい、世界の最先端テクノロジーの動向をリアルタイムに知りたい、金髪碧眼のお姉さんとお近づきになりたいなどなど。危機意識だけでなく、英語を学んでなりたい・したいことを探してみましょう。


英語を"聴き取る"・"発音する"ことの重要性

中学から義務教育としての英語学習が始まりました。英語に特化した幼児教育等は受けていませんでしたが、洋楽や洋画に触れていたせいか苦手意識も芽生えませんでした。むしろ英語の授業は楽しみのひとつで、中でも1番のお気に入りは、授業冒頭5〜10分程度で行う洋楽のDictationでした。

当時担当の先生は私の両親より少し上の世代で、The Beatles, ABBA, The Carpentersなどを課題曲に選んでいました。いつも聴き流していた曲の歌詞を改めて認識し、知ることが楽しいと思えたわけです。加えて歌うことも好きだった私は、家に帰って課題曲のCDを引っ張り出し、歌詞を覚えるほど何度も繰り返し歌いました。当時から好きな曲は、今でも歌詞を見ずに歌えます。

多くの方がご存知のように、英語には日本語と異なるリズムや抑揚の付け方があります。発音やリズムはSpeakingにしか関係ないと思われがちですが、そんなことはありません。例えば何か文章を読むときを考えてみましょう。速読などの技法を使わない限り、頭の中で音読する読み方になると思います。この場合、読むスピードは音読スピードに依存します。つまり、読解スピードを上げるには、音読スピードを上げる必要があるのです。

そのためには何をすべきか?とにかく音読をしましょう。正しい発音を覚えるためにも、学習教材の音源やBBC、CNN等のニュースメディアが提供する音源を活用することをおすすめします。


私は洋楽から入ってしまいましたが、スラングや口語表現等も多いため、メインに据えるのはおすすめしません。日本語に置き換えてみれば、仕事でも何でも若者言葉で話すようなものです。モチベーション維持用途に留めましょう。


まとめ

今回のポイントをまとめます。

・洋画や洋楽を楽しみたいなど、ポジティブな動機を探そう。

・Dictationで音の羅列を単語として認識する訓練をしよう。

・音読を通して英語特有のリズム感、発音を身につけよう。

ということで中国語も同様のプロセスで取り組もうとしましたが、少々問題がありました。それはまた別の記事に書こうと思います。この記事がタイムマシンのように未来の自分を初心に帰らせてくれることを願って。

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