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私の英語学習履歴(高校・大学編)

こんにちは、hyakumです。最近は近代的な建物の大学が多いですが、個人的には歴史ある建物の方にロマンを感じてしまいます。(写真は大学時代に観光したUniversity of Cambridge, Trinity College)

さて今回は、高校と大学での学習を書いていきます。特に大学時代の経験は今につながる部分が多いです。キーワードは、『文法は大事』『早く自分の現在地を知ること』、『とにかく英語漬け』です。

受験英語で文法をおさえる

日本の受験英語は読み書き偏重で良くないなどと言われますが、文法をちゃんと学べる点はいいと思います。なぜなら、文法がわからないと文章構築ができない、話せない、読んでも理解できないからです。

観光などでは単語だけ分かればなんとかなることもあるかもしれません。しかし、仕事で英語を使うようになり、文法の重要性を再認識しました。日本語に置き換えてみればわかりますが、例えそれらしく言葉を発することができたとしても、正しい文章を構成して伝えることができなければ、仕事の効率低下・機会損失になり得ます。

もし文法に不安がある場合は、中学 or 高校レベルからやり直すことをおすすめします。筋トレのように地味ですが、その後の学習に必ず役立ちます。当時はこのあたりの教材を使っていました。合わせて単語も復習しましょう。

結構英語できるかも?という勘違い

大学2年生ごろからTOEICの勉強を少しずつ始めました。理由は就職に有利そうだったからという安易なものです。それまでの受験英語とは形式も違えばListeningのスピードも早く、苦戦が続いたため、大学外で講座を受講、本格的に対策を始めました。

Readlingは大学受験時の遺産があったので、直近の課題はListeningでした。このとき重点的に行っていたのはSpeech Shadowingです。Speech Shadowingとは、英語音声を聴きながら後追いで音読することです。その利点として次の3つが上げられます。

・聴き取りできるスピードの範囲が広がる

・話すスピードが上がる

・フレーズを体で(口で)覚えられる

やり始めた頃はその効果に懐疑的でしたが、約1年後の大学3年春には200点近くアップして720点に達しました。ここで自分の実力を実地で知りたいと思い、大学3年夏にイギリスで語学学校に通ってみたところ、まさに『井の中の蛙、大海を知らず』を思い知らされることになります。

・何かしら"意思表示"はできるが、授業で議論など到底できない

・雑談で笑い話のひとつも披露できない

・昔より早いスピードも聴き取れるようにはなったが、ネイティブの人たちの会話は聴き取れないことが多い

英語を話すことへの心理的ハードルはかなり低くなっていましたが、語彙力や文章構成力が低いという自分の現在地が痛いほどよくわかりました。ここで自分の実力のなさを知ったことが、現在までのモチベーションのひとつになっています。

もっと英語漬け

帰国後、今までよりも英語に触れる頻度を増やそうとルールを決めました。

・スマートフォンの言語設定を英語に設定

・音楽は洋楽、ドラマは海外ドラマ、映画は洋楽

・毎日最低1時間は英語学習(Shadowing Speech中心)

・大学院の授業で英語のみの授業を取る(文章作成・プレゼンテーションなどアウトプット中心)

最終的に、大学院在学中にTOEICスコアは830点に上がりました。英語を話す機会としては、オーストラリアの研究所での実験に参加する機会があり、現地スタッフによるオリエンテーションを英語で受け、質問もできる程度にはなっていました。

まとめ

今回のまとめです。

文法はとても大事

自分の現在地と理想のギャップを早く知ろう

・とにかく毎日コツコツと英語に触れよう

受験英語はゲーム感覚というか、テストで良い点数を取ることくらいしか楽しみがありませんでしたが、TOEICや語学学校での経験を経て、英語を使うことの楽しみを感じられるようになりました。中国語も早くこの段階まで来たいものです。。。

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