『王様たちのヴァイキング』を読んだら「自分のなりたい姿」を思い描くことが出来たという話
こんにちは！アル株式会社でslothというNFTキャラクターを世界に届けるために毎日頑張っているワープくんです！
先日書いたnoteの下部にマシュマロを設置していたら初めて質問をいただけたのですが、その質問がめちゃくちゃ良い質問で、1000文字で回答できる気がしなかったのでnoteを書くことにしました！
※前回書いたnoteはこちらです！
いただいた質問とその回答
マシュマロでいただいた質問はこちらです！
まず、結論から申し上げると、自分のなりたい姿は「やりたいことがある人に対して、やりたいことを一緒に実現できる人」です！具体的な職業としては「エンジェル投資家」になりたいなと思っています！
僕が勤めているアル株式会社の代表であるけんすうも良くいっているんですが、「やりたいことを見つけることは難しい」かつ「やりたいことがあって、それで食べていける人ってほとんどいない」というのが世の中の状況だと思います。
「物語思考」という本をずっと書いてたんですが、今日から予約開始です。Amazonで予約した人には、副読本みたいなPDFを特典でつけます。
— けんすう/『物語思考』9月6日発売 (@kensuu) August 11, 2023
どういう人に向けて書いているかというと、
- 「やりたいことをやれ」と言われるけど、自分のやりたいことが全然見つからない
という人です。それに対して
-…
かくいう自分自身も、昔から「これをやって生きていきたいな」と思えるようなものを持ったことがありません。大学受験ぐらいまでは「将来こういうことをやりたいから大学を受ける」というよりも「なんか周囲も大学行っているし、せっかくなら良いとこ目指してみるか」ぐらいの気持ちでした。
大学入学後もその気持ちは大きく変わっておらず、「面接とか絶対にしたくないからペーパーテストだけで就職できる公務員とかになろうかな」みたいな意識の低さでした。今思えば、公務員でも面接はあるだろ…という感じです。
そんな自分の人生観が変わる瞬間が2013年10月にありました。それが『王様達のヴァイキング』というマンガとの出会いです。
王様達のヴァイキングのあらすじは以下の通りです。
高校中退、バイトも即クビ。社交性もなきゃ愛想もなし。18歳の是枝一希が唯一持っているのは、ハッキングの腕。金融機関にサイバー攻撃を仕掛けた彼の前に「お前の腕で世界征服する」と宣言する大金持ちの男が現れる。ハッカー少年と仕事中毒のエンジェル投資家、彼ら2人はどんな仕事を創り出すのか…？
全く新しい新世代タッグ誕生！！！
このマンガに出てくる坂井というキャラクターが、今でも僕の「なりたい姿」そのものです。
坂井は「エンジェル投資家」という、起業して間もない企業に個人で資金を出資する投資家をしています。坂井は自分が起業した会社をM&Aで売却し、莫大な資産を手に入れた上で、それをスタートアップに投資しています。
初めて「エンジェル投資家」という職業を知ったときに、感動しました。「やりたいことがある人間にお金と知識を与え、ビジネスにする」。絶対にこれになりたい、と初めて思えた瞬間でした。
当時は反射的に思ってしまったのですが、10年経った今、当時の心情を言語化するとしたら「何もやりたいことがない自分がとても嫌で、何かやりたいことがある人間がとても眩しく見えて、自分にとって眩しく見える存在に認められる自分でありたい」という感覚だったのだと思います。なので、一番の理由は「コンプレックスの裏返し」なのかもしれません。
なりたい姿を思い描こうとするとき、どうしてもポジティブな理由（自分がこれが好きだから、とか、世の中のためになりたから、のような理由）を探してしまいがちですが、一つの方法として「自分の嫌なところ、嫌いなところ、コンプレックスに思っているところの裏返しで考える」という手段もあると思います。
なりたい姿を叶えるための手段
僕の場合はなりたい姿が「エンジェル投資家」というのは上述の通りです。その上で、僕がなりたい姿になるために必要なものが三つあると考えています。
お金
ビジネス上の経験
スタートアップ界隈への人脈
1は当然、個人で出資する以上、何億という資金が手元にないといけません。自分の資産がないのに他社に投資することは中々難しいです。また、お金はあっても、ビジネス上の経験がない人からの投資はスタートアップにおいては中々受けてもらえません。起業時においては、投資という行為もその会社の仲間になることに近いからです。当然、出資先というのも簡単に見つかるものではないので、3の人脈も重要です。
なので、自分は以下のような目標を立てています。
スタートアップの中心で経験を積む
自分たち（一人ではなく友人も一緒に）で起業する
色んな事業を経験する
1は今のアルに入社した理由の一つです。日本のスタートアップ界隈は独自のネットワークがあり、そこに入るためにはスタートアップに属している（属していた）経験が重要だと考えました。
2に関しても、現代日本において何億というお金を手に入れようと思ったら「起業してM&A」か「宝くじ」ぐらいしかありません。宝くじよりはコントローラブルな起業を目指したいと思っています。
3に関しては、「やりたいことがある人のやりたいことを叶える」ためには、様々な事業の経験値がないと、対応の幅が狭まってしまいます。相手のやりたいことを100%叶えるためには、事業、職種に捉われない、多くの経験が必要だと思っています。
まだまだ道の途中ではありますが、着実に進めているのかな、と最近は思っています。
さいごに
というわけで、マシュマロで質問いただいた内容を基に、ちょっとした自分語りをしてみました。個人的な内容が多いので、参考になるかどうかはわかりませんが、『王様達のヴァイキング』は本当に面白いので、絶対に読んでください！
マシュマロの質問、もらえたるとめちゃくちゃ嬉しいということがわかったので、もし優しい方がいたら是非ご質問ください！
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