EDHデッキレベルについて

動機

マジック・ザ・ギャザリングの統率者フォーマットにおけるデッキレベルについて、日本公式と海外コミュニティの定義するレベル感に差を感じる。という話です。
多くの人が記事を作成しているように、これから記事作成をするに当たって自分なりのスタンスを纏めておこうと考え書き残すこととします。

前提定義

まず、mtgの資産価値は変化する。
ということを共有して置かなければならないと考えます。
再録禁止カードを1万円で購入できた人と、3万円で購入した人、10万円で泣く泣く購入した人が居るとします。
このカードをデッキに入れたとして、デッキのレベルが変わるのか、入れられる人のデッキレベルは変化するのか。
結果的に投入されたカード数枚を見てレベルを設定するのは私は違和感を感じます。高いカードだろうと安くて強いカードだろうと、打ち消されたらそれまでです。

では何を指標にするか

それは、プレイヤーのスタンス、デッキの構築スタンスだと思われます。

  • キルターンを意識する

  • 勝利のために明確な目的を持って高額カードを入れる

  • 他プレイヤーの介入が困難なコンボを勝ち筋とするか。

  • 他のプレイヤーと楽しんでプレイすることが目的か。

チューターの枚数にこだわり勝ち筋へのアクセス数に拘りだしたら、指標を一段階上げるべきとかんがえます。
またプレイグループで楽しもうとしている人間が一人だけ資産価値のかけ離れたカードを投入するのを良しとするかという思想でもレベルは加点するべきだと思います。

レベル分け

また、レベル分けの目的は、同じレベルの相手を探すことではなく、かけ離れた思想の持ち主と同卓したことで、最低なゲーム体験を避けること。だと思っています。お口は悪いけど以下のようなイメージ。

  1. カードの寄せ集め

  2. 構築済みデッキ相当

  3. 構築済みデッキを部分強化したもの

  4. カード同士の相性を考慮したもの

  5. ジェネラルとの相性と相互に考慮したもの

  6. 更にループなどのシナジーを考慮したもの

  7. 他プレイヤーの対応を考慮したもの

  8. 他プレイヤーの対応を考慮し、キルターンを意識したもの

  9. プレイミスを嫌う妥協のないキルターンを意識したもの

  10. 妥協のない競技的なもの

3と4、7と8ではあきらかに温度感が違いますね。
8の人間は10と当たってもそこまで揉めはしないでしょうか?
3と7が当たった場合、人によっては嫌な顔をするかもしれません。
私の肌感としてはこのような腑分けが適切なのではないかな。と考えています。

大事なこと

ジェネラルTier表というものもありますが、そもそもそのカードが好き、絵柄が好きで使ってる人もいる為、冗談以外で強いジェネラルを見ただけで卓から追い出すなんて行為はやめましょうね。

こういう遊び方は好きじゃないです。ちょっと楽しくなかった。を最終的に伝えることはお互い今後の体験を良くするために必要かと思いますけどね。
カードゲームは遊んでくれるお友達がいてなんぼの遊びですから。

皆様が楽しいedhで遊べることをお祈りしております。

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