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日本酒セラー さくら製作所OSK9-Bをレビュー

どうもこんにちは。
今回はさくら製作所の日本酒専用冷蔵庫(日本酒セラー)、OSK9-Bのレビューをお伝えしたいと思います。
ちょうど購入して1年ほど経過しての評価になります。
趣味全開の品ということもありレビュー数が少ない現状ですので、ご購入を検討されてる方の参考になれば幸いです。

目次
1.購入理由
2.買って良かった点 6つ
3.買って気になった点 5つ
4.まとめ

購入理由

当然日本酒を美味しく飲むためではありますが、私の場合他にも要因がありました。
元はと言えばコロナ禍で家飲みが加速したことですね。外出して遊ぶ機会が減った分、インドア趣味の日本酒テイスティングが本格化していきました。
私の家が街から離れていることやレアな日本酒を求めるうちにオンラインショップを使うようになり、だんだんとまとめて日本酒の購入するように。
しかし、そうなると酒瓶が冷蔵庫の場所を取りすぎる!時には野菜室にぎっしり詰め込んで、家族から文句を言われることも…
そんなことがあり日本酒専用の冷蔵庫を求めるようになりました。

ちなみに参考までに私の普段の飲酒量は、1日に一合(180ml)、四合瓶(720ml)を月4本程度です。一升瓶はごくたまに買います。

これがOSK9-Bだ!

買ってよかった点

①瓶が縦置きでガラス戸から中が見える

日本酒を保管する上でまず大事にしたいこと。
それは開栓後は縦置きにして酸化を防止することですね。購入前から必須条件にしていたので、その点はバッチリです。
四合瓶なら上下MAXで9本置けます!一升瓶は上段に2本入ります。

また写真の通り、開閉するとLEDが点灯してガラス戸から中のラベルまでちゃーんと見えます。
この見映えが本当にいい!カッコイイ!!

しかも見映えだけじゃなくて余計な開閉も防げています。見えないと空きスペースを伺ったり、銘柄を確認したりで開け閉めしちゃいますから。
保冷効率にも貢献していますよ。

②低温貯蔵に最適な温度設定

0℃~22℃で調整可能です。
日本酒の保管は生酒で5℃以下、長期熟成なら0℃保管が望ましいとされます。
ワイン用セラーだと5℃や10℃までしか冷えなかったりするので、微妙に足りないんです。
で、0℃設定は本当に0℃になるの?と思うでしょう。なるんですよ!

例えば炭酸水を0℃から取り出すとどうなるか…キャップを開けるとすぐ過冷却反応で凍ります。しかも表面だけうっすら凍ります。
バッチリ0℃キープ出来ている証拠と言えるでしょう。

無論、日本酒以外でも冷えてるに越したことはないですよね。居酒屋で飲むキンキンに冷えたビールやコーラが家でも再現できちゃんうんです!!

③素早く冷える

この機体はコンプレッサー式の冷却です。ワインセラーによくあるペルチェ式より速やかに庫内を冷やしてくれます。常温からだと、だいたい30~40分で飲みごろになります。
庫内の空間が広すぎないことも保冷効率の良さに繋がっています。

④運転音が静か

リビングに設置してますが、運転音が気になったことはあまりないですね。夏場の霜取りの時だけ普通の冷蔵庫ぽい排気音がします。
よくある安い冷蔵庫の「ビー」みたいな電子音がないのが助かります。

⑤シックな見た目と演出

改めてですが、黒一色でインテリアに溶け込むシックな見た目が良い!

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LEDライトは開閉のみ点灯なので、普段は家具に溶け込みます。
温度設定はディスプレイでのタッチ操作。余計なボタンがなくスマートです。

⑥国産の専門メーカーという安心感

最後ですが、メーカーのさくら製作所はワインセラー専門の国内メーカーです。しっかりした作りは安定感、角の処理、ゴムパッキンの密閉性など細部でも感じ取れます。
私もまだ使用から1年ですが、今後万一の故障でも国内メーカーならすぐに連絡できるのも安心です。

買って気になった点

気になった点も何点かあります。

①夏場の結露 ガラス面の水滴

夏の湿気が多い日は、ガラス面に結露の水滴がついて垂れ、小さな水溜まりができることがありました。日本に住む以上は仕方ないですが…
この性質上、畳の上には置けないでしょうね。また、カーペットなども気を使うかと思います。

②上段の棚板の扱い

細かい点ですが、上段に日本酒を置くと付属の棚板を使わないので扱いに困ります。別の場所に置いたらそのまま行方不明になりそうで…今は庫内の奥に立てかけています(写真でも確認できます)。
かといって付属しないと缶メインの人が困るんですよね。上手く収納できたらもっと良かったのですが。 

③重量と高さ

この機体、こう見えて30kg近くあります。しかもスマートな見た目ゆえに移動は持ち手に困ります。1人で動かすとまずフローリングを傷つけます。
そして高さも思ったよりあります。大人の腰より少し上くらいです。
模様替えや引越しで気楽に移動…とはいかないと思います。

④発熱

稼働中は常時、側面と背面が熱くなります。隙間は5cm以上確保しなくてはいけません。
冷却効果を万全に発揮するためにもスペースの見積もりはしておいた方がいいです。

⑤価格は決して安くなく覚悟がいる

一番のハードルかもしれません。この機体、現在は5万8000円が相場です(私はAmazonで5万1000円で買いました)。
趣味のものとしては安い買い物では無いですし、実物を触らずにネットの情報だけで買うのはリスキーです。5万あればお酒どれだけ買えるんだって話ですよ!?笑

普通の国産冷蔵庫と同様に、10年程度はもたせるつもりの覚悟で買う必要があると言えますね。

まとめ

さて、OSK9-Bいかがでしたか?
良い点と気になった点を挙げましたが、私個人の総評としては 
「日本酒を家でスタイリッシュに飲みたいなら超オススメ!他のセラーや冷蔵庫は考えられない!!」 
です。
日本酒が好きで、なおかつ自分の飲酒スタイルに合っていたからこそ、最高の買い物だったと思っています。

これを読んでもらって、迷ってる方の購入意欲を高めたか下げてしまったか分かりませんが、現状の率直な評価をお伝えしました。


それから購入において最後に1つアドバイスです。
「家族の理解も大事!」
今や飲酒は決して褒められた趣味ではありません。健康のため適量を守るだけでなく、周囲の人にも理解してもらえるような振る舞いや配慮が欠かせません。

私も購入を家族に相談した際に、色々と懸念されました。飲酒量が増えないか、本当に必要なものなのか。
そして丁寧に説明を重ね、お酒以外の飲料も利用して便利さに共感してもらい、今では一家の中で大事な家電になりつつあります。

お酒を飲まない人の理解も得ることで、より美味しいお酒が飲めることを忘れないでくださいね。
余計なお世話かもしれませんが、敢えて言わせていただきました。

皆さんの日本酒ライフが少しでも善きものとなるよう応援しております。ではまた!

(普段客人も来ないので…)
(ここで酒自慢していくぅ!)

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