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革バッグのクリーニング

ビジネスの相棒である革バッグを、クリーニングに出した。

バッグの修復を頼んでみようと思ったお店は、単独で存在しているわけではなく、クリーニング店の中にあるらしい。そのクリーニング店のサイトを見てみると、メニューの中に革製品のクリーニングがあり、色補充までクリーニング工程の中に含まれている。

……これ、補修だけじゃなくて、クリーニングしてもらった方がお得じゃない? それとも補修の中にクリーニングが含まれる……?

あれ? それなら、普段お願いしているクリーニング屋さんでいいのでは?

実家が訪問契約しているクリーニング店のサイトを検索すると、やはり革バッグのクリーニングメニューがある。

カレンダーを見ると、今日がクリーニングの回収日。

今日でカタがつくじゃないかと、バッグを引っ掴んで愛車に飛び乗り、実家へ向かった。

上の記事を書いた翌日のこと。

⭐︎

「アンタ、革なんてクリーニングしてくれないんじゃないの?」

「いや、大丈夫。ネットでメニュー調べたもん」

などという会話をしていると、クリーニング屋さん到着。

「本社工場に送って、専門の職人さんの作業になるから1ヶ月はかかる」と言われたけれど、「全然構いません!」と相棒を託した。

シボ革表面の剥がれ以外は壊れた箇所もないので、料金は、(今のところ)5000円ちょっと。

10000円くらいまでならお願いしようと思っていたので、半分で済んで(終わってみないとわからないけど)嬉しい限り。

10000円に追い金して、新しいバッグを購入した方がいいという考えもあるだろうけど、私は10000円でこのバッグを使い続けられる方がいいなと思った。愛着って、こういうことか……。

断捨離の極意って、捨てることじゃなくて、整理整頓と修繕だったんだな。


自分で出来ないことは、専門家に委託した方が断然いいなと思った出来事。基本的に自分で出来ることは何でも自分でするけれど、案外安価でプロのサービスが受けられるということを学んだ。

自分で正しいかどうかわからないお手入れをする時間が節約出来て、仕上がりだってプロの仕事の方がいいのは明らか。

綺麗になって戻ってきたら、今度は革専用クリームでお手入れしながら大切に使おう。もう二十年、一緒にいける気がする。

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