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健康管理6〜金属アレルギー

金属アレルギー検査のパッチテストの結果が出ました。

……痒いですね。痒さと痛痒さと。なかなかです。

普段はアクセサリーをつけて痒くなれば、外して、その部分を洗ったりするんですけど、パッチテストだから、痒くてもつけっぱなし。前にも書いたけど、3日はお風呂に入れない。

「(痒くなったら)すぐにはずさないと、こんなにかぶれるのか!」という、72時間後の確定診断でした。48時間後の一次判定画像(デジカメで見せて貰った)もまあまあ驚きましたが、さらに酷い。

反応が早いものと遅いものがあるようで、48時間では反応がなかったものが、72時間後に突然現れてたり。

金属アレルギーを疑い、わざわざアレルギー反応を起こすんだから、痒くなったりかぶれたりするのは、当たり前のことなんですが、ここまでなるとは思ってませんでした。赤くなった上に、水疱ができました。私は小水疱と呼ばれる小さいぷつぷつでしたが、大水泡というのもあるそうです。大水泡だとかなり重度。

そんな感じで、4種特定され、その場で皮膚科のDr.が「ダメだね。診断書書きますね」とおっしゃった。

今もかぶれは続いており、処分されたステロイドを子供に塗って貰っています。……「えげつない」と気持ち悪がられていますが、背中は手が届かないのだよ……。すまん。

私が行った皮膚科はパッチテストの7日後の診断はないのですが、72時間後以降も症状は進行していたので、7日後の診断はあったほうがいいかも。

その後、新たに違う物質に反応が出たわけでもなく、歯科に提出する診断書も貰えたので、あとは、かぶれがおさまるのを待つしかありません。これまでの人生で、こんなに激しくかぶれたことはないです。

こんな感じなので、パッチテストは重度な人ほどつらいと思いますが、アレルゲン特定のためですから、必要なら受けた方がいいと思います。でも、心の準備は、しておいて損はありません。

超痒いです。

⭐︎

そして昨日、診断書を持参しての歯科受診。

カルテと診断書に目を通してやってきたDr.が、「はみさんねえ、歯科金属ほとんどダメだねえ」と、いつもの優しく平坦な調子で言う。

「ですよねえ…」

興味もあり、受診前にネットで調べてみたところ、アレルゲンである金とパラジウムは、銀歯を構成する成分だった。深く考えたことなかったけど、銀歯って、銀だけじゃなかったんだ……。一つ、賢くなった。しかも、銀は、私のアレルゲンじゃなかったが、歯科金属は、多分銀オンリーではダメなのだろう。

そして、生来の金属アレルギーはないと思っているので、歯科金属がほとんどダメということは、世間で言われているように、やっぱり銀歯が原因なのだろうなと……。今は大丈夫でも、長い目で見たら、いずれ銀もアレルゲンになるのかもしれない。

ということで、保険でできる白い歯を入れてもらう事になりました。食いしばりで割れる懸念はあるけれど、Dr.は「マウスピースしてるから(多分大丈夫)」と言うし、何よりアレルギーを起こすものを入れておいて良いわけもない。

……入ってる銀、総取り替えですよね……。怖い。

今すぐ全撤去するほど困ってないから(急に弱腰)、半年に1箇所くらいずつにならんかな……。保険適用で支払いの心配はなくなったけれど、メンタルが……。後日、相談しよう。先生優しいから、大丈夫だろう。

「でね、はみさん。銀歯も何箇所かあるんだけど、前歯(挿し歯)も金属入ってるねー……」

知ってた。

この挿し歯は、私が今まで出会った中で一番腕のいい歯科医が治療してくれたものである。この歯科医には全幅の信頼を置いていた(打診なしに突然歯を削られても文句ないくらいに)。しかし、既婚者なのだが女癖が悪く、私の知人がしつこく口説かれていて困っている……という愚痴を聞いてしまい、その矛先が自分に向くことはないとしても、なんだか気持ち悪くなってしまい、その時の治療終了後は行かなくなってしまった。

それ以後数軒の歯科を受診したが、彼に比べれば、どの歯科医も普通である。今でも大変に残念だ。スーパーDr.に出会いたい。

今後、どんな順番で治療が進むかわからないが、今の治療が終わったら、第6波が落ちつくまで、しばらく治療を休みたい。長くかかる治療の途中で、濃厚接触者になって、治療が中断になることもあるのではないかと、気が気じゃない。

第6波の終息と、治療の終了と、どちらが早いか……。

帰りがけに衛生士さんが、「次きたときに歯の調子が良ければ、最後のお薬詰めますね」と教えてくれたが、そんなことにはならないだろう。

私の歯の根は複雑で、過去に一度だけ経験のある根管治療は二ヶ月くらいかかったのだ。

⭐︎

判明したアレルゲンは、金・プラチナ・パラジウム・ニッケル。

ニッケルは金属アレルギーの定番で、鍍金に多く使われているとのことだったので、予想通り。早々に反応して、水疱ができたけれど、今はもう痒みはない。


驚きなのが、金とプラチナ。このふたつって、アレルギーが出にくい金属の定番なのに。でも確かに、ピアスホールの調子が悪いときは、18金ピアスも赤く腫れる。「金なのに?」とは、思ってた。

……鍍金がダメ、金とプラチナもダメとなると、プチプラアクセサリーも高級路線もダメだと言うことではないか……。

ピュアチタンは、救世主。

金属アレルギーがひどくなり出した数年前から、こちらのピアスを使っています。もうピアスホール塞ごうか、というところまでいきましたが、これなら大丈夫でした。心強い。


金の反応が予想以上に激しくて、水疱が出るのが遅く、さらにそれが長い……。今一番激しくかぶれています。金の入った化粧品がけっこうあるので、今後は気をつけた方がいいなと思います。

プラチナは反応出たけど、他に比べるとおとなしくて、早々におさまったので、どうしても! と言う時には、自分的には許容範囲内な気がする。


それから、これまで悪者だと思っていた銀が大丈夫でした。シルバーアクセサリーが痒いのは、混ぜ物の方にアレルゲンがあったよう。

……混ぜものの方までは特定できないから、厳しいなあ。

皮膚科のDr.は、「まあ、金属は出来るだけ避けるのが無難」と言っていたけど、それしかないっぽい。

とりあえず、歯科金属の除去がスタートします。

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