健康管理7〜歯医者お休み中
ようやく、歯医者が一段落した。
たった一本の治療に2ヶ月。感染防止のために予約の取り方に余裕を持たせているようで、予約のスパンが長くなっていたのも理由だとは思うけれど、何というか長かった……。
銀歯の二次虫歯というのは、こんなにも手がかかるものだったのか。
この歯、一年くらい前の検診時に、知覚過敏っぽい痛みがあることは伝えてあったのだけれど、何しろレントゲンには銀歯の中が写らない。
銀歯を開けてみてなんでもなかったら、何もせずにまた型をとって銀歯を作ることになってしまうので、様子見をした結果がこれである。
今この状態なので、「あの時開けて確認しておけば、抜髄しないで済んだのかも……」とも思ってしまうのだけど、それは「たら・れば」。あの時の判断は運だとしか言いようがない。Dr.にとっても、私にとっても。
あの時に銀歯を外して二次虫歯の治療をしていたら、多分また銀歯が入ったはずで、今私は金属アレルギー治療のための銀歯除去を始めてはいなかったと思うから、アレはアレで良かったのか……? という気もする。
もうふた月ほど、右上の奥歯がなかったので、歯が入った感覚に違和感がある。でも、仮蓋での生活ではなくなって、ほっとした。
私の暮らしている田舎でも、毎日100人単位で新型コロナ陽性者が出ている状況なので、仮蓋状態のときに陽性患者になったり濃厚接触者になったりして、通院出来なくなるのを、とても恐れていた。
型取りの時に、Dr.に「全部の銀歯を除去するつもりでいるけど、この歯が終わったら、コロナが落ち着くまで治療を休みたい。この歯科で感染するとは思ってないけど、治療途中で自分が濃厚接触者になったりして通えなくなるのが怖い」と打診したところ、「うん。そうしましょう。今はねー、病院にもどこにも行かないのが一番いいと思う」というダイレクトな回答をいただいた。
ということで、該当箇所にメタルフリーの白い歯が入った。「保険適用の白い歯」とDr.は言っていたので、ネット検索と院内の掲示ポスターから推察するに、CAD/CAMクラウンというやつだと思う。材質は、セラミックとプラスチックのハイブリッドらしい。(会計後に治療明細を見たら、正解だった)
さて、事前説明は「保険適用の白い歯」というだけであった。その時の私の疑問は「セラミックって割れやすいって聞いたんですが、私の食いしばりに耐えられるものなんですか?」ということで、その質問には「マウスピース使ってるから(、大丈夫のはず)」という回答だった。
……大丈夫か? 私、今のマウスピースの強度になるまで、3つ噛み壊してるんだけど。
でもまあ、Dr.が大丈夫だと判断したんだから、従おう。私の聞き齧りの知識とDr.の経験値では、比較にならない。
そして、新しいクラウンを私の奥歯に設置したドクターは、まずこう言った。
「はみさんねー、この白い歯は、本来は奥歯には使わないんだけど、今回は金属アレルギーなので適用になってます」
知ってた。(ネットの知識)
「なので、奥歯として使用するには、あまり強度は強くありません」
知ってた。でも、センセイは(多分)大丈夫って言った!
「下の歯も取り替えるまで、硬いものは食べないようにね。早めにバランス揃えた方がいいんだけど、やっぱりね。コロナ落ち着いてから、続きやりましょう」
……そういうことか。セラミックより噛み合わせ相手の銀歯の方が強いから、割れやすいと。そういうことなのか。
以来、今まで日中は飲食のたびのつけはずしは面倒でサボっていたが、日中も出来るだけマウスピースをつけて生活している。
特に、お手入れ時と手仕事時の食いしばりは、自分が思っている以上の力らしいので、危険だ。
せっかく入れた歯、長持ちさせたい。
しかし、現在、ちょっと不都合がある。
新しく入ったクラウンの噛み合わせ面のカーブと、以前から使っているマウスピースのカーブが合っていない。多分気のせいではない。
感覚的には「使えないことはない」という感じなのだけれど、これが新しいクラウンを早く消耗させる原因になるのではないかという気がする。
次に受診したら、一番最初にこの話をするつもりだけど、まだまだ感染者は減る気配がない。減るまで待ってていいのか? これ。
それと、今マウスピースを作り替えたとして、他の部分に新しいクラウンが入ったら、また歯の形が変わるんだろうし、その度ごとに作り替えるのか? という疑問。
考えてても仕方ないか……。電話してみよ。
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