【DTMクラシック】フンメル/弦楽三重奏曲第2番 ト長調,WoO.4(S.46)

前作に続いて弦楽三重奏曲です。こちらは1801年の作曲という記録があります。
未出版番号ではWoO.3から1増えた手だけですが、ザックスの総合番号では
S.30→S.46となっており、2年弱の間に16曲が作曲されていることとなります。
前作より飛躍的に処方が進化したとかは感じませんが、全体的に落ち着いたトーンの楽曲です。

この辺りまではまだまだモーツァルトの模倣的な作品が多いですね。
面白いのはフィナーレの最後の部分で魔笛の「パパゲーノのアリア」のフレーズが出できます。
当時はモーツァルトがなくなって10年ほどたっていましたが、ますますモーツァルトの評価が高くなって魔笛などは繰り返し舞台の主要演目となっていた時代です。

これも2015年にフリー音源で作成したものをGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5に当てなおしたものです。あんまり変わらないな(笑)

Hummel, Johann Nepomuk / Strings Trio in G,WoO.4(S.46) (Sequenced music)
00:09 -1.Allegro moderato
09:08 -2.Andantino grazioso
15:22 -3.Menuetto Allegretto
19:38 -4.Rondo a la Burlesca. Vivace


Programed by Hummel Note
Daw&Sequencer:SSW10 Lite & Music Pro Windows Plus
Sounds:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA

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