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【中級編⑥】 文月流対子定石 『エネルギーの動き』

※閲覧注意!オカルト含みます!

おはようございます。文月です。
前回は対子エネルギーの示唆について学習しました。
まだの方はこちらから↓

今回は遂に中級編ラスト。対子エネルギーのより細かな動きを解説します。


【示唆のぶつかり合い】

高い示唆と低い示唆が両方出現することもあります。こういった場面に遭遇した場合、高い示唆一つを+1点、低い示唆一つを−1点とし、合計をその局の対子エネルギーとします。
例えば第一ツモで対子ができ、3巡目で暗刻完成、その後筒子で6688ができたとします。この場合、式は1ー1+1となり、合計がプラス値になるため対子エネルギーは高いと考えられます。


【ドラの扱い】

ドラは聴牌の対子エネルギー変動に敏感な存在で、自身の聴牌でガクッと落ち、他家聴牌ではグイッと上がります。
また、聴牌のぶつかり合いもドラだけは特殊な変動を見せます。ズバリ「両者聴牌によるドラの対子エネルギーは必ず高くなる」です。
順番関係なく、自家と他家両者の聴牌はドラが重なりやすくなります。
「追っかけ立直はドラ単騎」の精神が大切です。


【対子エネルギーの分散】

半端な量の対子エネルギーが何局も連続して訪れることがあります。4〜5対子ぐらいまで増えるものの、そこから一気に停滞するという厄介なケースです。
七対子にいけると思いきやいけず、平和を作ろうにも対子が邪魔してくる苦しい展開ですが、対処法はあります。トイトイです。
対々和は七対子に比べて必要な対子数が2つ少ないため、半端な対子エネルギーを処理するのに適しています。対子の種類によってはアガりにくくなる役ですが、分散時の七対子に比べたらまだマシです。
(トイトイでなくともタンヤオでまとめられそうならそちらでもOK)


【対子エネルギーが高い時の傾向】

これは以前も解説した内容なので大丈夫かと思いますが、対子エネルギーが高い時は「七対子一向聴〜二向聴になるまで内側の牌が重なりやすくなる」という傾向があります。
思い切った一打は対子エネルギーを見て決めましょう。


【まとめ】

まとめです。
・示唆の衝突は、その合計で測量する
・追っかけ立直はドラ単騎
・分散時はトイトイ
・高い時は内側

以上で中級編及び対子エネルギー論の学習は終了です。次回から上級編に入ります。

次回↓

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