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お花見

4月なのにまだ寒い日がけっこうある。
けれど無事?桜は満開になり、すでに葉桜になっているところもある。

当時、結婚をしようと約束した相手と京都の鴨川に花見に行った。
彼のお母さんと3人で、鴨川沿いでマックのてりやきマックバーガーを食べた。
私は普段エビフィレオが好きでよく食べていたけれど、彼のイチオシはてりやきマックバーガーだった。写真の日付を見てみたら、もう8年も前らしい。結局親同士の顔合わせも済んでいたのに、結婚はせずに別れてしまった。

桜の柄の便箋が店頭に並ぶと綺麗だなと思う。
季節ものの新品の商品を棚に並べるのがとても楽しくて、忙しい毎日の中でも癒される時間だったななどと思う。新品の文房具にしても、新刊の本の紙にしても、新品独特の香りというのがあって、乾いた軽い空気を纏っているような気がする。

昨日、週に一回くらいの頻度でシフトのかぶる女性が京都出身の方だと知った。京都出身と聞いたからよけいにプラセボ効果?でそう思うのか、本当にそうなのかわからないけれど、だから物腰が柔らかくてはんなりしているのかもと妙に納得した。

私は和歌山出身でいま大阪に住んでいるけれど、和歌山の人は他府県からどんな印象を持たれてるんだろうなと少しだけ興味が湧く。職場の人が和歌山ラーメンの話をしてくれたり、釣りが好きで和歌山によく行くよと言ってくれたりする。

以前、和歌山の子はキツイからね、と苦笑いした先輩もいたけれど、本当にそんなうさわってあるんだろうかなど訝しく思っている。

先週は神戸出身のお客さんに接客した時には、お客さんは大阪も和歌山も好きですよと言ってくれた。

Twitterでさまざまな地域の桜の写真がタイムラインに流れてきた。
気分次第だけれど綺麗だと思ったらいいねを押し続けたいた。エアー花見だ。

小学校の文集で、学校の土手にみんなで植樹した桜がいつか大きくなり満開になるの見るのがとても楽しみだというようなこと私が書いた。小中学校時代は先生からかなり気に入られていた。だからなのか知らないけれど、それは文集の一番最初に載っている。ジャイアン的な強気で、なんでもかんでも思い通りになっていた。そんな私も40代後半近くになり、いっぱい挫折して、バカ高くなっていた鼻は何度もボキボキに折れた。

その間にもずっと桜は毎年咲くし散っている。
同じことの繰り返しのようで、その幹には年輪が少しずす少しずつ刻まれている。

いつかまた、ふらっと鴨川の桜を1人で見に行ってみてもいいかもしれない。
写真をいっぱい撮って、インスタとTwitterにアップしようかなと思っている。

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