新潟ツアー
新潟の旅に行って来ました。二日間で三件。小学校二件と、一件は普通の地域の落語会。小学校も規模が二つとも全然違ってて、一件は60人くらいでもう一件は300人以上でした。
最初の学校は小さい方の学校。小さなあの椅子に座って聴いてくれました。落語のいろはのほんのさわりと、あとは『つる』『牛ほめ』。いっぱい笑ってくれました。太鼓があったので、一番太鼓と追い出し太鼓も叩きました。
二件目は地域の落語会。こっちは夜なんで大人の集まり。集会所みたいなところに40人くらいですかね。拡声器で町内会長さんが呼びかけたおかげですね。「林家はな平師匠」って何度も呼ばれて恐縮でしたけど。あとで、師匠と呼ばれるタイミングについてお話ししました。来年、真打になったら存分に呼んでください。
ほら、「林家はな平師匠」になってる💧
せっかく作ってもらったんで、そのままやらせて貰いました。ただこの会場の驚いた部分がこれ。
2階に控室があったんですが、そこからなんと滑り台が!?
これで高座に出ても良かったんですが、落語やる前にスベるのは嫌なのでやめました。面白い構造ですね。ネタは『松竹梅』『茶の湯』。最初、違うネタを考えてたんですが、なんかなんでも出来そうだったんでこの二席に。とても前のめりなお客さんでした。その前のめりな証拠が、まさかのアンコール。
落語の解説を少しして終わろうと思ったら、「もう一席やって」の声が。そう、アンコールです。まさかのアンコール!
終演時間はとっくに過ぎていたので、短く『みそ豆』を。こういう時に役立ちますね、『みそ豆』。ありがたい夜でした。
最後はここ。
一件目より生徒さんがだいぶ増えて300人以上居ました。
『つる』『牛ほめ』のお決まりコース。『牛ほめ』やってる時の子供の笑いが、津波の様でした。笑いがなかなか収まらないので、待ちながらの高座。子供は一度笑い出すとパワーがすごいですね😅
「笑い転げる」って言葉がありますが、本当に転げ回ってましたw
最後は「落語家あるある」でもお馴染みの、「花束貰いがち」を二校とも達成し、帰ってきました。
帰りの新幹線まで時間があったので、上杉謙信とパシャリ。
春日山神社は、その名の如く山の上にあってとても神聖な気持ちになりました。
東京に帰ってまた良い落語をしたいですね。
ってわけで、新潟の旅報告でした!
落語について、また過去の思い出等を書かせて頂いて、落語の世界に少しでも興味を持ってもらえるような記事を目指しております。もしよろしければサポートお願いいたします。