メンタルを崩すと完治しないってホント?

メンタルを一度崩すと二度と完治しない、なんて言われたりしますがあれはとらえ方次第だと思います。あくまで個人の意見ではありますが、要素ごとに分けて考えていこうと思います。
個人的には「治らない」って自分で可能性閉じるのは良くない(治すのを諦めてる)傾向かなと。

・うつやPTSD、パニック障害など「症状」は治る
あくまで「症状」というものを軸に考えた場合は、その症状は薬を飲んだり認知療法を試みたりなんだりで症状自体はおさまり元気になる。

・再発もする
完治しない、と言われる主な原因はコレ。メンタル系の症状が出るには何らかの理由があるわけだが、症状は対処療法でしかないので元気になったーと思って放っておくとやっぱりまた何らかの症状が表に出てくる。再発しないように調子を整えるべく心療内科に継続して通ったりもする。
元気な状態を維持するために通院する時点で完治してない!って考え方もできるが、メンタル面のメンテナンスをしてるくらいの気持ちのほうが深刻に感じなくて楽。

・発達障害は治るものではない
これは症状以前に脳機能的な問題なので、そもそも治すという概念がない。一生付き合っていくしかないモノ。その人の性質に紐づいてしまっているといっていい。
ただ自分のそういった性質を理解することで症状を軽くしたり、ある程度の自衛や対策が可能ではある。

・まとめ
基本的にはっきり言えるのはこの3つだけで、他は全部個人の感想である。
一度うつになったが元気で再発もしない人もいれば、何度も調子を崩す人もいる。ただそれがほんとうにうつなのか、発達障害が隠れてるのかとか個人個人状況も理由も違うので「そうだ」と言い切ることは難しい。本当にすべてにおいて個人差があるとしかいいようがない。
何よりも良くないのは「○○だから治らない」みたいに自分の方から快復を諦めてしまうこと。メンタルは完治しない、という思想をもってしまうと常に自分は病気なんだみたいなマイナスの思考をもってそれ自体がダメージになってしまうし、逆に治療しきれるわけじゃない発達障害を治るものだとしてあれこれやったところでストレスでしかない。
全部まとめてメンタルは治らない!だとしんどいので、治るもんは治る、なくなる!くらいに思ったほうが雑でいいかと。発達障害はなおんなくても、うつを治せるなら治した方がいいという。
そもそも心療内科にかかることを深刻に考える人が多い気がする。もっと緩い気持ちでいいのに。

と色々言ったところで、気楽に考えられないからメンタルにダメージを受けやすいんだよな、という感じで理想論はあってもうまくいかないことが正直なところなんですが。

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