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和製カリーこと『富永啓生』NBA入りへ前進:「凄く嬉しい」

こんばんは‼︎Akkyuです‼︎
男子バスケットボール日本代表は韓国との強化試合に臨み、84-85で惜しくも負けちゃいましたね。
しかし、そんな代表の長距離砲『富永啓生』に朗報が‼︎

7月5日、有明アリーナで行われた国際強化試合で、日本代表バスケットボール選手の富永啓生が、試合中にインディアナ・ペイサーズと「エグジビット10」契約を締結するという驚きのニュースが発表されました。試合後、富永選手は喜びのコメントを述べました。

「これは第一歩です。まずは契約をいただくことができて、これからがチャレンジの始まりです」と富永選手は試合後のインタビューで語りました。

富永選手の喜びと期待


韓国代表との試合中に契約のニュースが広まり、試合後に取材に応じた富永選手は「ペイサーズと契約できるのは非常に嬉しいです。自分のプレースタイルに合っていると感じますし、オファーを頂いた時は本当に嬉しかったです」とコメントしました。オファーを聞いたのは1週間前で、その時から興奮が続いているとのことです。

渡邊雄太選手からの助言


富永選手は、かつて同じ「エグジビット10」契約からNBAキャリアをスタートさせた渡邊雄太選手にも多く相談したそうです。「どうしたらいいのか、彼の経験を聞きました。少し悩みましたが、最終的にはどこでプレーするかよりも、自分の能力をアピールすることが重要だと感じました」と述べました。

「エグジビット10」契約とは


「エグジビット10」契約は、無保証の最低年俸での契約ですが、レギュラーシーズン開幕までにツーウェイ契約に切り替えることが可能です。6月末のNBAドラフトで名前を呼ばれなかった富永選手にとって、NBA入りへ一歩前進する大きなチャンスとなりました。

NBAのツーウェイ契約とは?


NBAにおけるツーウェイ契約は、2017年に導入された契約制度で、NBAチームと選手の間で交わされる契約です。この契約により、選手はNBAチームに所属しながら、下部組織であるNBA・ゲータレードリーグ(Gリーグ)の試合にも出場できます。

ツーウェイ契約の主な内容

- **出場機会**:選手はGリーグの試合に出場する契約ですが、シーズン中に最大50試合、NBAの試合メンバーに入ることができます。
- **トレーニング環境**:契約期間中はNBAチームでの練習やトレーニングが可能で、最高峰の環境で鍛えることができます。
- **本契約への移行**:GリーグとNBAの双方で結果を残せば、シーズン中にNBAでの本契約へ移行するチャンスもあります。

チーム側の条件

- **契約人数**:1チームにつき3人までしか2ウェイ契約を結べません(2022-23シーズンまでは2人まで)。
- **契約期間**:各チームが同じ選手と2ウェイ契約を結べるのは連続して2シーズンまで。2シーズン終了後には本契約か退団の決定が求められます。
- **サラリーキャップ**:2ウェイ契約の選手の年俸は、NBAのサラリーキャップには算入されません。

選手側の条件

- **経験年数**:NBA在籍4年目までの選手しか2ウェイ契約ができないため、基本的には若手選手が対象です。
- **出場機会**:NBAでの出場機会は所属チームの事情に左右される可能性があります。Gリーグで結果を出し続けることで、他のNBAチームからオファーが届く可能性もあります。

年俸について

近年の2ウェイ契約の年俸は、NBAの新人選手に支払われる最低年俸の50%が基準とされています。2023-24シーズンでは約56万ドル(約8200万円)が一律年俸として支払われます。また、契約金やボーナスを受け取る条件もあり、選手と球団の交渉次第でさらなる収入が得られます。

これからの富永啓生選手の挑戦に注目が集まります。

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