さラんゃ

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題名は無い日々

スクールバスのカーテンを閉めて、隙間から漏れ出る光を眺めていた。 窓に頭を寄せると、時間という感覚は私から抜けていってくれそうな。そんな感じがした。 機種変をしたスマホに合う有線のイヤホン。 久々に聞いたお気に入りのプレイリストは、あまりしっくりこなかった。 バスのドアが開く 空いてるように見えたこの空間も、時は必ず進み、環境は変化する。 真ん中の列の椅子が倒されると、私だけの世界がぱらぱら、ばらばら、少し崩れてしまったような気分になった。 時をゆっくりと畳む 動き出す空間

    • 好意

      私は人に好意を向けることがあります。 私は人に好意を向けられたことがあります。 私は恋愛というものがよく分かりません。 好意とは、それ=恋愛感情ではないと。 きっと、その概念こそが私を恋愛というものから距離を置かせる原因だったのでしょう。

      • 自分の本当にやりたい事を見失わないで

        • 搾取現在進行形

          毎日SNSに触れないとやってけない日々の中、決められた時間の間せわしくだらだらと会話をし、スマホを触ったりする。次の授業は英語cらしい、。前回の英語cの単元はソーシャルメディアは危険です。みたいな内容だったが、今回はソーシャルメディアの便利さとかいういかにも私達はソーシャルメディアを否定している訳ではありませんってかんじの後付けのような内容だ。今書いてるノートだって、Twitterとかインスタとかに載せてるひとの真似っ子だったりもする。確かにSNSは常に新しい情報を私に提供し

        題名は無い日々

          人間の私の人生、その様

          羅生門、芥川龍之介。下人がなんとかかんとか〜言語文化が最初の授業だったのは私のみだったがすぐに馴染むことが出来た。休み時間の最中に教室に入ることが出来たため、今日はラッキーな日になる、きっと。そう思った。だって休み時間なら、遅刻しても目立たないでしょ?それにしても、この羅生門とやら、人間の嫌な部分丸出し作品だなー。さっきまで私の心はぴかぴかだったが、ザラザラの泥塗られたような気分だ。つまり胸糞悪いってこと。人生は胸糞悪い。高校に入ってからいい事が起こった記憶はないが、なんだか

          人間の私の人生、その様