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教員辞めたことを後悔してる?

今日も休み。今日は「休む」ことを目的とした休みなので、ゆっくりだらだら過ごそうと思う。明日は仕事なので、今日更新してみる。

教員を辞めてもうすぐ14か月。
先週からパートで新しい仕事も始めた。
教員辞めること後悔しない?と辞める前何度も自問自答していた。
仕事辞めて14か月後自分の答えとしては「後悔していない」だ。

新しい仕事を始めて感じたのは、教員という仕事は私にとって莫大なストレスだったということ。辞めてから明らかに体調は良くなった。眠りも深くなった。楽しいと思うことが増えた。

まずは長時間勤務。朝7:30には学校に着き、学校を出るのは夕方6:00~7:00くらいが平均。遅いと夜8:00とかもあった。最遅記録は夜11:00ってのが一度だけあったな。
それが週5日、部活やほかの仕事で土日も出たりすることも多々ある。
辞める前の年異動してすぐ、時間外勤務が月90時間あった。これで残業代ないんだからな。教員特別手当なんて、辞める前の25年目の年で17,000円くらいだったよ。時間外勤務が月90時間で残業代が17,000円なんて民間ではありえない。
普通ではない。

対人ストレス。対生徒、対教員、対保護者。
楽しいこともあったが、それ以上の人間関係のつらさ。ケンカやクレーム、教員同士のいざこざ…あげるときりがない。ツラかった。

家でくつろいでいるときの電話。
朝6:00キッチリに欠席連絡を携帯にしてくる保護者、金曜日の夜8:00に怒鳴ってくる父親。コロナ禍はこれにプラス感染情報の連絡。夜9:30とかにかかってくる。電話番号を保護者生徒に教えないように、と言われていたが、すぐに報告しろとかいう。教えなかったら学校が閉まっている時間に報告なんてできない。これも挙げるときりがない。

部活動のストレス。
自分の専門分野の部活でも面倒なのに、したこともない運動部の顧問をさせられた。部活動は教員の仕事ではないといいつつも、教員全員部活動顧問強制だった。今は断れるのかな?断ったら同調圧力がすごそうだけど。
私にとって部活拒絶に至ったとどめの出来事は、ある運動部の顧問をさせられたとき、もう一人の顧問が専門の人で練習試合を組んだ。それが車で高速使って片道2時間、拘束時間14時間で日当が3,900円くらい。今のパート代のほうが高い。高速代にもならない。8月にエアコンもない体育館で10時間。もちろん週末の日曜日。
自分の時間を犠牲にして、金銭的にもマイナス。自分はここで何してるんだろう、と心から思った出来事だった。

嫌だったことをあげるときりがない。
やりがいや楽しさは、ほかの方が情熱的に語っているブログがたくさんあると思うので、ここでは割愛させていただきます笑。

辞めるにあたり準備は抜かりなく行った。
特にお金のことは相当調べた。それでも調べたりなかったくらい。
辞める前に車を軽自動車に買い替え、パソコンもいいのを買った。保険も全部解約した。スマホも格安SIMに変更。軽自動車もスマホも変えても全く困らなかった。生活のダウンサイジングの準備もシュミレーションもしたうえでの退職。お金の件はまた時間のある時に書きますね。

私の場合は、両親と持ち家で同居(ローンなし)、母親もまだ働いているので、衣食住には困らない、コロナ禍でお金も貯まり、数年無職でも困らない貯蓄があったうえでの退職だ。

私の場合は抱えているものが少ないので、退職もしやすかったのかな、と思う。家族を養う立場だったら続けていたかもしれないとは思う。そして辞めても戻ろうと思えば戻れるというのが大きい。常勤・非常勤・採用試験を受けなおして教諭になる…選択肢はいろいろある。私が住んでいる県は一度退職して採用試験を受けなおす場合は1次試験免除の2次試験だけのようだ。けど、今は戻ろうとは思わない。いつか戻りたいという日がくるのかな?

みなさんは、仕事を辞める時は自己責任でお願いします。

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