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財務分析(経営分析)の基本⑧

(3)活動性分析

②固定資産回転率

■分析の目的
固定資産回転率は活動性分析の代表的な財務指標です。
固定資産に対する売上高の回転率を算出することで固定資産を効率的に活用できているかを分析し、経営効率の問題点を調べることを目的とします。

■計算方法
売上高÷固定資産×100%
※固定資産=1年を超えて長期的に保有している資産(土地・建物等)

■具体例
固定資産5千万円、売上高1億円の会社の固定資産回転率
売上高1億円÷固定資産5千万円×100%=200%(又は2回転)

■目安
流通業で5回転以上、製造業で2.5回転以上の水準だと言われています。
 
■参考
固定資産回転率の高い会社は固定資産を有効活用しているものと評価されます。

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