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財務分析(経営分析)の基本④

(2)安全性分析

①自己資本比率

■分析の目的
自己資本比率は長期的な安全性分析(ストック分析)の代表的な財務指標です。
総資本(=総資産)に対する自己資本(純資産)の比率を算出することで資金調達の源泉を分析し負債とのバランスを調べることを目的とします。

■計算方法
自己資本(純資産)÷総資本(負債+純資産)×100%
※総資本=総資産と同じ数字になります。

■具体例
総資本(負債+純資産)1億円、自己資本(純資産)4千万円の会社の自己資本比率
自己資本(純資産)4千万円÷総資本(負債+純資産)1億円×100%=40%

■目安
40%以上なら安全と判断されます。

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