管理職の基本①
■ビジネスの本質
(1)「誰に」・「何を」・「どうやって売るのか」
ビジネスの本質は何かを考えると、次の3つになります。
これは、起業や新規事業を始めるときに切実なテーマとなります。
①誰に
②何を
③どうやって売るのか
(2)ビジネスのABC
「誰に」・「何を」・「どうやって売るのか」を考えたら、ビジネスのABCを考えることになります。
それは、次の3つになります。
① A:Attraction(アトラクション:集客)
② B:Benefit(ベネフィット:便益)
③ C:Charge(チャージ:課金)
■管理職の役割
(1)業務の管理・改善
業務を遂行するため、手段やスケジュールを考えるだけではなく、部下のスキル・経験や、成長を踏まえたうえで、適切に割り当てることが大切です。加えて、ビジネス環境の変化やチームメンバーのスキル・経験に対応していくには、適宜業務プロセスを見直し、改善していくことが必要です。
(2)部下の育成
円滑な組織運営のためには、部下の成長も重要なカギとなります。部下とのコミュニケーションは、単に業務の進捗だけを確認するのではなく、「何が得意、不得意なのか」「どのような経験が不足しているのか」までを把握することで、部下の強みや弱みの理解につながります。これらの情報は、部下を育成し、キャリアプランをともに考えていくうえで、欠かせません。
(3)経営理念・方針の浸透
管理職は、経営理念や方針を自分のチーム・部下に浸透させる役割も担います。具体的には、経営層から提示された理念や方針を部下が理解しやすい言葉に翻訳し、行動につながるよう浸透させていくことです。
これらは一朝一夕で浸透するものではありません。日々の判断や部下とのコミュニケーションに経営理念を取り入れることによって、組織としての価値観を共有します。
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