クイズ

クイズが好き。特に頭の体操的な奴。

でも、クイズが好きだと色んなクイズをいっぱい解いてるから、ある程度の問題だと

「はいはい、このパターンね。」

と、なってしまう。
例えば、

S、M、T、W、T、F、⬜︎

⬜︎に入るアルファベットは?


みたいな問題出されても、

「はいはい、これは、一週間の曜日を英語にしたものの頭文字が並んでるから、答えはSaturdayの頭文字のSね」

と、なってしまう。
これはひらめきというより記憶とか経験で解いてるだけで、解けてもあまり嬉しくない。

聞いたことないクイズを解きたい。

それか、今まで解いたクイズの記憶を全部消したい。

そしたら、例え「パンはパンでも食べられないパンは?」というベーシックなぞなぞですらも「何これ!初めて解く問題や!」と楽しめるのに。

それだけ普通のなぞなぞでも感動しながら解いてたら、なぞなぞ出す方も楽しいと思うし。

その内
「あいつ、どんなクイズ出しても感動するらしいで」
という噂が回って、色んな人が僕にクイズ出してくるようになったりするんじゃないかな。

クイズ入れ食いである。

もういっそ、フリーハグみたいな感じで、
「フリークイズ」
やろうか。

フリークイズって書いたスケッチブック持って人の多いところに立って、街行く人々に色んなクイズを出してもらうのである。

どんなクイズでも、
「うわ、なんですかこの問題!めちゃくちゃ良い問題じゃないですか!」
と、心から感動するので、クイズ出した方はストレス解消にもなるし、こっちはクイズ解けるしウィンウィンじゃないだろうか。

でも、そんな感じでクイズ入れ食いの状態でフリークイズなんてしたら、凄い勢いでクイズを解き続けることになってしまうから、クイズの記憶を消す前の状態に戻ってしまう恐れがある。

なので、ある程度クイズを解いたら、またクイズに関する記憶を消さないといけない。
『クイズ記憶を消す薬』をもらいに行くことになる。

それでも、街中でフリークイズをしたら、またクイズの知識が入ってしまう。
そしたら、またクイズ記憶を消す薬をもらいに行って、、、。

そんなことを繰り返しているうちに、どんどん薬の量が増えていきそう。


この場合は、クイズ依存症なのか、それともクイズ記憶消し薬依存症なんだろうか。



…あれ?待てよ?

これって、、、


『この場合はクイズ依存症なのか、クイズ記憶消し薬依存症なのか、どっちでしょうか?」


っていう解いたことないタイプのクイズできてる!!

というわけで、この問題について真剣に考えるので、今日はこれで。

#エッセイ #コラム #クイズ

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