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休活しよう!

      毎日疲れる。
仕事、家事、家庭のことなど
若い頃は体力があったのかあまり感じなかったのか、昔すぎて忘れてるのか、この年代になると疲れを感じやすい。同世代でたいていこの話題で盛り上がる。こんなことで盛り上がるのも

  それじゃどうすればと解決を求め
ストレス解消することに限るとせっせと出かけるのも疲れる、帰ったらシンクにたまった洗い物のように家事がたまっているだけだ。楽しかった分、現実をつきつけられ疲れてしまう。
推し活に楽しみを見つけたり、趣味を通じてたくさんの人たちとかかわったり無意識にたくさんいろんなことをやってたと最近気づいた。

 温泉巡りも癒しやストレス解消によいと手軽にいける日帰り湯などあちこち出掛けていたが、最近の温泉ブームでアミューズメント化してきた感じがする。

そんなタイミングで温泉好きな友人と二人
観光などせず、ゆっくり温泉だけで過ごそうと
大阪から鹿児島まで旅に出た。
友人が一度訪れてここは絶対おすすめと誘ってくれた温泉宿「日の出温泉きのこの里」さんへお菓子の名前みたいでかわいいなぁとしか情報ない私だった…

空港から1日数便の路線バスに揺られて山の中
立派な古民家の温泉、宿泊は別棟にある一軒家を1日一組貸し切りで使える。
古民家の温泉には、おしゃれなジャズが流れていて、洗練された雰囲気だった。手作りの小物や木工品が置いてあり、おいしいコーヒーと焼き菓子やケーキなどが楽しめるカフェだ。オーナーさんは、きっと都会の人でこっちに移住された今風の感じがした。
白髪交じりの年配の方だが、とってもお元気なのが動きでわかった。そしていろんな引き出しを持っておられ、お話したら楽しいだろうなぁと思いつつ、到着早々あまりあれこれ聞くのも失礼だしオーナーさんの入れてくれたおいしいコーヒーを友達と飲みながら窓からの絶景をひたすら堪能した。
大きい窓からは、渓流と温泉の湯気が素晴らしく、1日中ここでスケッチや読書などしていられると思った。小説など本もたくさん本棚に並んでいて、きっとここに訪れるお客さんはゆっくり読書などしたり過ごすのかなぁと想像した。若い頃、信州のペンションを利用して旅行したのを思い出し、当時オーナーさんや一緒になった宿泊客の人たちといろんなおしゃべりをして過ごしたのが楽しくて何度も訪れたものだった。久しぶりその感覚が復活し若返った気持ちになった。
お目当ての温泉は、湯治場という言葉がぴったりのお湯でゆっくり温まると外に出て水風呂にはいったりと横に流れる川と一体となっていて
いろんな身体の不調が癒されていくと思った

しばらくすると、地元の方がお湯にこられて
 地元の方にも愛されて、この近所に引っ越ししたいなぁと思うくらいだ。

宿泊する部屋に戻ると、そこにも本がたくさん置いてあり読書したり友達とおしゃべりしたりゆったり過ごしカエルや虫の声、そして川のせせらぎを聴きながら心地よく眠りについた。
 その温泉と宿を守っておられるオーナーさんも訪れる人にゆっくり休めるよう心配りがありがたく、自然に囲まれたこの建物と温泉に包まれすっかり癒された。

仕事など逃げられないいろいろなことをやっていくのも必要だが、疲れながらも身体からのサインを見て見ないふりして過ごしていくのはどうなんだろうかと疑問になっていたところに、今回の旅はとてもいい機会になった。
休むこと~休活も必須!気持ちや身体もリセットして次へ進むため絶対大切だと思った。
休活クラブ発足!と友達と温泉ははずせないと
語り合いながら、また行こうねと帰途についた。














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