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1.50代の老眼の苦労は5パターンに分類できます。

老眼になっての見え方の不便というのは、個人差が大きいものです。老眼自体は誰でも同じように進行し、近いものが見えにくくなります。しかし老眼になった時の困り具合はもともとの見え方の以下に分類されるパターンによってだいぶ異なります。そして老眼攻略のために必要な眼鏡はタイプによって全く異なって来るのです。
そのため同じ年齢の人でも近くの見え方が異なってきて、私はあの同級生より老眼が進んでしまっている!というような勘違いが起きるのです。

本格的に老眼世代になっている50歳の時の見え方で説明します。
あなたの眼はどのパターンにあたるでしょうか?

1.強度近視
若いころから眼鏡がないと遠くが全然見えない人です。視力でいうと0.1未満の視力ですね。0.06とかですね。このタイプの人は老眼世代になると対策を取らないと中等度の不便を感じます。

2.軽度の近視
若いころは遠くをはっきりみるために眼鏡をかける必要があった人です。視力でいうと0.6~0.1ぐらいです。このタイプは老眼世代になってもあまり不便を感じないうらやましい人です。

3.遠視
若いころから遠くも近くも眼鏡がないと見えないというタイプの人です。このタイプは老眼になった時に対策を取らないと強度の不便を感じます。スマホは眼鏡をかけて頑張って見ますが、老眼が進むと近くにピントを合わせるのが困難になります。

4.ちょっとの遠視か正視
若いころは眼鏡がなくても遠くから近くまで見えた人です。老眼を感じ始める40代ぐらいまでは周りに目がいいねとうらやましがられました。しかしこのタイプは老眼になった時に対策を取らないと強度の不便を感じます。スマホを裸眼でみるのは困難になります。

5.ガチャ目
右目と左目が、上の4つのうちの別のパターンになっている人です。
いろいろな組み合わせがありますが、実はひとつ老眼になった時にあまり不便を感じなくてすむラッキーな目の人がいます。それは片目がちょっとの遠視、もう片目が軽度の近視の人です。ちょっとの遠視の方の目で遠くを見て、軽度の近視の方の目でスマホなどの近くを見ることができます。

さて、5つのパターンのうち、あなたはどのタイプだったでしょうか?
若いころから近視で眼鏡をかけていた人の方が老眼になったときには、実はラクなんです。
眼鏡不要で何でも見えた人のほうが、老眼になると強い不便を感じます。
そのひとたちは眼鏡を使う習慣がないため、余計に老眼をうっとうしく面倒に感じてしまうのです。
でも、だからこそ「老眼攻略」をしてほしいのです。

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