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映画「PERFECT DAYS」が頭から離れない

映画を観終わってからずっと頭を何かが埋め尽くしている

僧侶のような生活をしている平山のことを考えている

一日の始まりを告げる竹ぼうきの音
風の音
雨の音
階段や床の軋む音
歯磨きの音
小さい紅葉の木にスプレーで水を与える音
毎朝買う缶コーヒーを買う音
車のドアの鍵を開ける音
少し車を走らせてからかけるカセットテープから聞こえる音楽
トイレ掃除に必要なとんでもない数の鍵を身に着けるときの音
・・・
・・・

彼のルーティンと音、音楽、そして光と影が頭から離れない

音楽と音と光
過去と現在
様々な対比

木漏れ日を見上げる平山の表情が尊い
セリフの代わりに平山の表情が多くのことを私の心に残していく

同じように見えて同じ日などないということ




余韻が凄すぎて、半日どう過ごしたか覚えていません。
まとめきれない映画の感想にお付き合いいただきありがとうございました。




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