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靴のように眼鏡、コンタクトも使い分けよう!

これは調整力が落ちてくる45歳以上の人に特におすすめの方法です。

調節力の低下を補うためには複数の眼鏡、コンタクトレンズの使い分けをお勧めします。これは靴と同じだと考えます。
普段履きの靴がまずあり、外で作業をする時には安全靴、スポーツをするときの運動靴、種目によってはスパイクシューズ、家でリラックスする時にはサンダルやスリッパ。使い分けることによって、より便利に快適になります。

例えばドレッシーな革靴を履いてサッカーはできるでしょうが、イマイチうまく動けませんよね。運動靴を履いた方が動きやすいですし、サッカー専用のスパイクだと1番パフォーマンスを発揮できますよね。

例えば私の例でいうと、普段は自宅でも仕事の時も遠くも近くもある程度よく見える遠近両用の眼鏡をかけています。

スポーツ観戦や登山、観光する時は、ちょっと遠くの度数を上げた遠近両用の眼鏡をかけます。この方が遠くがよく見えるからです。ではなぜ、普段からこの眼鏡にしないかというと、普段は近くを見ることが多いので、この眼鏡だと近くを長く見ていると目が疲れやすくなるためです。

趣味でバレーボールやビーチテニスをする時には、遠近両用コンタクトレンズにしています。
卓球の時はさらに度数を上げた単焦点のコンタクトレンズにしています。卓球の時には、ガチでやっているのでボールの回転などをくっきりはっきりと見たいためです。

私は眼科医ということもあり、メガネ2種類、コンタクトレンズ2種類とかなり細かく使い分けています。

それ以外だと例えば裁縫とかプラモデル作成のように長い時間近くを見ること必要な趣味を持つ人は、近く重視のメガネがあると便利だと思います。

用途によって眼鏡、コンタクトレンズ、裸眼をうまく使い分けて、目がなるべく疲れないように、でもちゃんと見えるようにして、快適に過ごしてもらいたいというのが眼科医の私の願いです。

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