2022年度 沖縄県公立高校入試{社会}
今回は、沖縄県の公立高校入試を解いてみました。
大門構成は
1,世界の地理 8問 (10点分)
2,日本の地理 7問 (10点分)
3,古代から近世までの歴史 9問 (10点分)
4,近代以降の歴史 7問 (10点分)
5,政治 7問 (10点分)
6,経済 7問 (10点分)でした。
それでは、気になった問題についてコメントしてみようと思います。
2⃣4の問題
日本の輸入品の変遷についての並び替え問題でした。日本は、昔輸入品のほとんどが資源でしたが、今では機械類の割合が多くなっています。
3⃣4の問題
待ってましたと言わんばかりの超難問です。沖縄の人にしか解けないであろうという問題です。高校入試を使って、郷土愛を育むというのは非常に良いことだと思います。日本の多くの地域で過疎化が進んでいるため、こういう取り組みはほかの都道府県でもしたほうが良いと感じました。沖縄はほかの都道府県と比べて、独自の文化が発達しているためそれを活かしたいい問題でした。
4⃣6(1)の問題
これも、沖縄県に関する問題です。沖縄県が日本に復帰した年と日付を答える問題です。これは、沖縄の人にとっては、常識なのでしょうか?私にとってはちょっと難しかったです。自分たちのルーツを知るということは歴史を学ぶ大事な意味の一つです。また、沖縄県民であれば、テレビや新聞を見ていれば、親戚との交流を深めていれば、必ずわかるような問題だと思います。
5⃣3(2)の問題
二人の国会議員のプロフィールを見てそれぞれが衆議院議員なのか、参議院議員なのか当てる問題でした。それぞれの任期や、解散の有無を知っていても、その知識をうまく活用しないと当てることはできませんよね。知識の活用を図る意味でもよい問題だったと思います。
まとめ
記号で答える問題 34問 44点分
用語で答える問題 9問 14点分
記述の問題 2問 2点分
圧倒的に記号で答える問題が多かったです。問題は、優しめかもしれませんが良問が多かったと思います。努力が報われやすいテストだと思います。
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