2022年度 鹿児島県公立高校入試{社会}

今回は鹿児島県の高校入試を解いてみました。

大門構成は
1,地理(31点) 15問
2,歴史(31点) 14問
3,公民(28点) 13問 でした。

鹿児島の入試の点数は90点満点になります。

気になった問題についてコメントしてみようと思います。

1⃣Ⅰ3の問題

先住民族に関する問題です。ほかの県にも似たような問題が多く出題されていました。マオリとアボリジニはそれぞれニュージーランドとオーストラリアの原住民です。こんがらがってしまいやすい傾向にあるので、気を付けましょう。

1⃣Ⅱ4(1)の問題

「栽培漁業」の用語問題です。育てる漁業では、一般的に養殖を聞かれることが多いですが、栽培漁業も既出範囲の用語です。なかなかマイナーな用語ではありますが、難関校を目指すのであれば、ラクに正解しておきたい問題の一つです。

2⃣Ⅰ4の問題

琉球王国の中継貿易を記述で説明させる問題です。中継貿易という単語の知名度と比べて中継貿易の具体的な意味に対する知名度はだいぶ低いように感じます。単語を記憶するときは、単語の意味も覚えるようにすることは必須ですが、なかなか難しいように感じます。

2⃣Ⅱ3の問題

「ひぐちいちよう」漢字で書けますか?

3⃣Ⅰ4の問題

日本の国会がなぜ二院制を採用しているのか?授業でも何回か説明されるはずですが、根本的に理解していないとこういうテストの場面では、回答することが難しい問題です。わからないところは、自信をもって回答できるようになるまで周りの人に聞きましょう!

3⃣Ⅲの問題

スーパーやコンビニなどが季節限定の商品を販売するときに、予約販売を推奨している理由をSDGsの観点から推測する問題でした。もちろんこのようなことは学校では習いませんが、先生によっては雑談などで話しそうですね。雑談もこういう場面では役に立つかもしれませんよ。

まとめ

特にクセもなく一般的な問題が多いように感じました。

記号で答える問題 14問 (31点分)
用語で答える問題 18問 (34点分)
記述の問題    9問  (23点分)
計算問題     1問  (2点分) 

こう見ると記述の問題が多いですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?