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自分の身は自分で守る


こんにちは。

政府からの緊急事態宣言が延長され、公私共に自粛期間が伸びたことにより身体的にも精神的にも疲労の様子が伺えるのでは無いでしょうか。様々な見解から予想されていた通り終息までは時間を要すること、第2波、第3波と感染者数の減少と増加を繰り返していく経過を辿ることから、今後も引き続き感染対策を行なっていくことは必須と言えるでしょう。

個人的見解としては、このまま自粛期間の延長を続けるのではなく、そろそろ出口的な次のフェーズに入らないけない時期なのかと思います。ちらほらとワクチンの報道がされていますが、仮に効果が立証されて普及が始まったとしても、それが全世界へ、、、となるとかなりの時間を要します。そして、自粛要請が弱まった時期を皮切りに、感染者数の増加は間違いなく起きるでしょう。

以上のことから、今後もwithコロナとして感染対策を継続しながらの生活が重要になると考えます。

 店頭では、マスクの販売も見かけるようになってきました。一方でマスクの再利用や、手作り等もよく見かけます。マスクが圧倒的に不足していた時期では重宝していましたが、果たしてそれ、効果あるの???と疑問を感じていた方もいらっしゃると思います。

今回はマスクを選択し、再利用することで効果がどうなるのか、という点についてお話しようと思います。

標準的な不織りマスク(サージカルマスク)は、細菌濾過率(細菌を外→マスクの中へ通さない)が約90%以上のフィルタを使用して作られています。(商品によって差あり。)

写真 2020-05-07 13 02 55

このような表記よく目にしますよね、、、

このフィルタによって私達の鼻腔、口へ細菌の侵入を防いでくれています。

では、洗濯しても濾過率は低下しないのか、、、という話になってきます。

一般的に一度の洗濯によって細菌濾過率は70%前後まで低下すると言われており、洗濯によってフィルタの目が粗くなり、細菌を通しやすくなります。

よって、やはりマスクの洗濯はオススメできない!!!!

とは言え、まだまだマスクが不足している現状は続いています。

では、どうしたら良いのか。。。

私の勤めている病院でもマスクが不足しているため、マスクの交換は1回/3日となっています。 但し、マスクと口の間に1枚ガーゼを挟んでいます。

なぜガーゼを?と思われるかと思いますが、洗濯し濾過率を低下させるよりも、ガーゼを使用することにより、濾過率を保ったまま、口と接触する部分を清潔に保つ事で3日使える、という訳です。外側(外気との接触部)は汚染されているため、内側を清潔に保つ、というのが重要なポイントです。



今、マスクを装着することは最低限のマナーともなりつつあります。

数少ないマスクを数回使うためにも、皆さんも試されてはどうでしょうか。


今後、緩和に向かいつつある自粛、、

しかし完全な終息がまだまだ先の未来にあるのが現実です。

自分の身は自分で責任を持って守る。

踏ん張り時を皆さんで安全に乗り越えましょう。





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