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UKLO2021R1-1 オガム文字 解説

The UK Linguistics Olympiad 2021 Round1 (Breakthrough)
Problem 1. Ogham
ジャンル:文字
難易度:☆1
問題・解答は Past exam papers より引用。

UKLO2021R1-1 1枚目
UKLO2021R1-1 2枚目

文字対応

文字の問題なので当然文字対応を考える。 少々メタいが、これがBreakthroughの問題であることを考えると、そんなに難しい文字対応にはなっていないはず。 問題文の1文目に

Ogham is an alphabet that was the earliest form of writing in Ireland; it was used between the 4th and 9th centuries when it was replaced by the Roman alphabet (i.e. our alphabet).

UKLO2021R1-1

とあることから、 オガム文字とラテン文字にほぼほぼ全単射の写像が存在していると決め打ちしてよい (決め打ちして間違っていたら、後からごめんなさいすればよいのだ)。
特徴的なものから考えるのがセオリー。 文字数が短く、さらに同じ文字を含む3の "Èire" が選択肢fに対応するのはすぐに分かる。 これで"e", "i", "r"が分かったことになる。

注意
厳密に言えば、この時点では右から読むのか左から読むのか分からない ("e"が語頭語尾にあるため対称性が存在する)が、 まあいずれ分かることなので気にしない(なおJOL2022では下から上に向かって読む文字が出題された)。
3文字分かれば十分で、あとは芋づる式に解ける。

総評

ひっかけもなく、素直な問題。数分で解き切りたい。

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