【コラム】再受験生の実際の学生生活

こんにちは。

今回は勉強などではなく、再受験で医学部に入学した自分や周りの友人の実際の学生生活について記したいと思います。

【普段について】
1年生の頃よく絡んでいた人は、自分と同じくらいの年齢~やや年上の人達(ほとんどが再受験で入学した人達)でした。1年生の頃はコロナでほとんどリモート授業であったため、授業のために大学に行ったのも両手で数える程度であり、交友の輪はそこまで広がった訳ではありませんでした。

2年生になってからは全て対面授業となり、必然的に講義室に行く機会が増えたので、普段話す人やテスト期間に一緒に勉強する友人はかなり増えました!気が合えば、年齢関係なく現役や一浪で入った"若い"人達と遊ぶ機会も増えて、最近は学生生活を満喫しております!笑

部活・サークル単位で仲の良い輪が出来上がることもありますし、部活・サークル関係なく気の合う人達で仲良くすることもあります。

【部活について】
公式の部活やサークルは医学部系のものを2つ兼部しておりますが、どちらも緩くてワイワイ楽しみながらマイペースにやっております。
1つ目は、運動部系に分類される部活ですが、普段の練習などはなく月1~2回の活動を行うというほのぼのした部活です。
2つ目は、文化系の勉強サークルで週1回ほどの勉強会がある感じです。発表担当の週は準備でやや忙しくなる傾向にありますが、普段は緩々で楽しみながらできるものです。
いずれの部活・サークルも若い人も再受験の人も幅広く在籍しています。どちらも幹部を担当しておりますが、その業務を含めても緩く活動できております。

非公式のサークルもいくつか所属しておりますが、こちらは単に仲の良い人達のみでワイワイやるという内輪グループという感じです。笑

他の再受験生の人達は、ガッツリ運動部に入っている人はあまりいないと思います。体感10%いるかいないかという感じです。みなさん、自分と同じような(運動系・文化系関係なく)緩い部活に入っている人が多いと思われます。地方の医学部では多少残っていることもありますが、部活至上主義はかなり薄れてきている気もします。

【経済面について】
自分の場合、実家暮らしであるため、生活費などはあまり負担になっておりません。普段は定期的なバイトはしておらず、遊ぶお金は貯金や不定期のバイトで賄っている感じです。また、奨学金などは借りておりません。

他の再受験生の人達は様々で、バイトは一切行わず勉学に勤しむ人もいれば、授業がある時期は貯金でやり繰りして勉学に注力し、長期休暇だけ短期・中期バイトをガッツリする人もいれば、定期的なバイトに勤しみつつも奨学金を借りている人もいます。奨学金の種類も返済型の人もいれば、条件付き給付型(いわゆる地域枠奨学金)を受給している人もいます。

遊び方や遊ぶ頻度によって必要なお金は大きく変わりますが、みなさんそれなりに学生生活を楽しんでいると思われます。
経済的に困窮しているという人はほとんどいないと思いますが、さすがに余裕のある生活をしている人は多くはいないと思われます。
個人的には、貯金+負担にならない程度のバイト(+縛りのない返済型奨学金)というのがお薦めです。研修医~若手医師であっても、総額500万円以内であれば、余裕で返済できると思われますので、給付型と言えど縛りのある地域枠奨学金よりも、将来的に束縛のないようにしつつ学生生活を楽しむことが良いと思われます。

【勉強について】
再受験で入学した人達は大学における学業成績は比較的良い人が多い印象です。再受験で入学した人達は一度社会に出ている人が多く、自己管理能力がある程度身に付いているため、普段からコツコツやっている人が多い印象です。

始めは再受験の人達は再受験の輪で勉強していることが多かったのですが、2年生以降は"若い"人達とも勉強する機会は多くなりました!

【進路・診療科について】
これに関してはまだまだ先の話ですが、弊学からかなり離れたエリア(関東圏など)の人達は地元に帰っていくつもりと話している人が多いです。地元が弊学の近郊エリアの人達は迷っているor今後決めるという人が多い印象です。

また、現時点での希望している診療科は様々で、内科に行きたいと言っている人もいれば、(多くはないですが)一般外科に行きたいと言っている人もいますし、既に精神科と決めている人もいます。何故か割合的に精神科が多い印象です。笑


当初は医師免許取りにいくための専門学校的な感覚で学生生活送ると割り切っていたのですが、今となっては自分を含めて他の再受験生も総じて学生生活をかなり満喫していると思われます!笑

是非、医学部再受験を考える方々のご参考・モチベーションになればと思います。

今回は以上です。


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