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情報商材の評価の仕方を間違えている人が多すぎる。
スキルアップのために情報商材を購入する人、増えていますよね。
かつては「怪しい」「高すぎる」なんて言われていた情報商材ですが、有料noteなどの所謂「明るい」媒体が増えたことで、一度は購入したことがある人、増加しているのではないでしょうか。
2004年初期はアングラで、かなりブラックだった情報商材は、数十年の時をかけてかな〜りホワイトに売り出されている。
さらに、SNSが流行したことも相まり、情報商材には「フォロワー数が多いあの人」が販売しているなら購入してみよう。なんて「ブランディング」が付与されるようになりました。
幸か不幸か、情報商材の地位は過去よりも格段に上がり?私たち「フリーランス」や「副業会社員」の目にもよく触れるようになったのだ、そう解釈しています。
そのためでしょうか。
周囲には「この商材は有益だった!」みたいな戯言をほざく馬鹿が増えてきたように感じています。
この発言の何が問題なのか、皆さんにはわかりますか?
なんのために情報商材を買うのか
皆さんはなんのために情報商材を購入するのでしょうか?
ここで考えられる回答は以下の5つくらいでしょう。
・クリエイターを応援するため
・なんか面白そうだから
・スキルアップのため
・ライティング力の向上のため
・稼ぐため
このうち、前半の2つが理由であるのであれば「この商材は有益だった!」という発言はそもそも出てこないでしょう。
だって、有益かどうかを判断する必要すらもない動機ですから。
では、下記3つ、
・スキルアップのため
・ライティング力の向上のため
・稼ぐため
が目的だった場合に、なぜ「この商材は有益だった!」発言が溢れるのが問題なのかわかりますか?
その理由は、上記の目的が結局「稼ぐため」に帰結するからです。
いいですか、多くの方は「稼ぐために」に商材を購入しているのです。
…で、結局あなたはその商材を買って稼げているんですか?
結論、商材を買って稼げていないのであれば、本来その商材はあなたの目的を達成できていない=無益だったと判断せざるを負えません。
それなのに、「この商材は有益だ」といえる方が、僕は不思議で不思議でならない。彼らは、何を持って情報商材を評価しているのでしょうか。
気づけば僕らは評価者になっている
稼げていないのにも拘らず、本来の目的を忘れて「有益である」と発言できるのは、どこか「当事者意識」ではなく「第三者視点=評価者の視点」を持って物事を見てしまっているからでしょう。
本来稼ぐために購入した商材が、気づけば僕らの評価者としての視点を満たすものに変わり、僕らはいいものを読んだ気になってしまう。
そして僕らは気持ちよく商材を評価する。
これこそが俗にいう「いい養分」の出来上がりです。
投資の世界にはROIという言葉があります。これは、Return On Investementの略語で、投資対効果と呼ばれたりもします。
売上を上げない情報商材を評価するという視点は、目に見える投資対効果が0であるのに、その商材を褒め称えるという行為です。
これがいかにアホな行為であるかは、もはや説明する必要もない。
売上という自分の理解できる尺度で物事を見ずに、よくわからないけど有益そう〜という評価を為す。このことが、いささか当事者意識を欠いた行動であるかは、明白でしょう。
稼ぐために情報商材を買うなら、目的を達成するものでなければいけない
もしあなたが情報商材を買いあさり、まだ見ぬ知識を手にして「今回も有益だったな〜」と感じているのであれば、一度胸に手を当てて考えて欲しい。
「その商材はあなたが宣伝するほど有益な商材でしたか?」
「その商材を手にして、あなたの何が変わったのですか?」
「結果は出ましたか?」
このSNS時代においては、口コミが更なる口コミ、購買者を呼んでしまう。
馬鹿が馬鹿を呼び、気づけば「稼げない評価者」の集まりが形成される。
情報商材を購入するのであれば、あなたに結果をもたらすものを選ぼう。
そんな当たり前の視点が、今はどこか欠けている気がする。
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