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オスグッドかと思ってたらタナ障害という障害だった話


成長痛や関節痛に悩む人は多くいますが、中でも膝の痛みは特に深刻です。私自身も中学時代から27歳まで膝の痛みに悩まされ、その間にオスグッドと診断を受けそれを信じていました。

しかし、実際の原因や治療方法について医者から正確な情報を得られず、徒労に終わったこともありました。今回は、膝の痛みや成長痛に悩む人に向け、専門医に診てもらうことやセカンドオピニオンを受けることの重要性についてお伝えします。医者も万能ではないため、自ら情報を収集し、膝の専門医の診断についても疑問や不安があれば積極的に質問することが大切です。私自身、専門医の診断に基づく手術で膝の痛みから解放され、現在はスポーツを楽しめています。皆さんも健康な生活を送るため、正しい情報に基づく適切な治療を受けることをお勧めします。

中学校入学時に142cmほどしかなかった身長は一年間に10cmづつという驚異的なスピードで伸び続け卒業時には173cmまでその記録を伸ばしていた。

当然そんな急な成長速度に体が追いつくはずもなく踵や膝、腰などあらゆるところが常に痛みいわゆる成長痛として私を苦しめた。

特に痛かったのは右膝で当時は接骨院と整形外科の違いもよく分かっていないままその二択を間違え接骨院へと通い詰め、意味のない治療やリハビリに無駄金を取られ、
NASA開発の部品を使っていると豪語する謎の器具などを売りつけられたりそれのせいで逆に痛みが悪化したりなどと結局膝の痛みは27歳ごろまで取れる事はなかった。

その後接骨院は病院ではなく整形外科がちゃんとした医者であるということを学び効果がなければ違う病院やスポーツ医科学センターなるものまで転々としたのだがどれも無意味なリハビリばかりで全くその痛みは改善しなかった。

日常生活では殆ど支障はなかったがやはりスポーツをする時などやしゃがむ動作をする時はかなりの痛みを伴い和式便所では膝を曲げられない為ウンコもできなければ正座で座るなどもってのほかであぐらの体勢ですらキツかったのである。

そんな中当時働いていたおっぱいバブのボーイをしていた時
おっぱぶの癖にダウンサービスを徹底しており、基本接客時は膝を折り曲げて対応しなければならなかった。
右膝が自由に曲がらない私は片膝立ての接客を許され、愛嬌は良かったのでそれが問題になる事は無かった。

だがしかし、いつもどおりダウンサービスから膝を伸ばした瞬間にグキっと何かがズレるような感じの痛みが膝の内側に走り、
それまでゆっくりとある程度なら曲げれていた右膝が全く曲げれなくなってしまったのである。
所謂ロッキングという症状である。

このままでは仕事もままならないと店長には説明して膝の名医がいるという膝専門の病院へと足を引き摺りながら藁をも縋る思いで駆け込んだのである。

そこで診断されたのはオスグッドなんかとっくに治っておりタナ障害という膝界では割と珍しい文字通り障害であると告げられた。

私自身健常者であると自負していた為その字面に面食らったのをよく覚えている。

確かに右膝が殆ど曲がらず運動や歩行にも支障をきたしていたのならそれはもう立派な障害者なのである。

膝に痛みがある日常が当たり前すぎてその痛みは普通ではないのだよというサインに全く気付けず感覚が麻痺していたのか
あれよあれよと全身麻酔で1ヶ月入院とみっちり筋肉を戻すリハビリをしてその痛みが取れた今となってはあの痛みに耐える日々はなんだったのだろうと言うくらいに膝は快適になった。

よく街で膝を引きずっているおじさんを見かけたりするがあれもきっとこういうサインに気付かずそのまま放置していた結果なのだろう(もちろんそれだけではないのであろうが
世の中にはそう言う人もごまんといるのかと思うとこの記事を書かずにはいられなかった。

膝の痛みはしょうがないと諦めたり医師が言うのだからとその言葉を鵜呑みにせず痛みを取る為にしっかりと病院を選択してその痛みと向き合ってくださいそれは体が発している確かなサインです。

タナ障害
メジャーではないがどこの病院に行っても膝の痛みが取れないと言う方は膝の専門医に掛かることを強くお勧めします。

ちなみに私は神奈川県横浜市鶴見区にある佐々木病院という膝の専門病院に診てもらいました。
良い病院が見つからないよ〜と言う方は参考までにどうぞ

終わり

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