9月5日
状況:マーガレットリバーの旅行を終えて、友人の結婚式のため一週間一時帰国する機内で
9月5日______________________________
・帰ってきた翌日しんどいくらい楽しい旅行だった。心から感謝
・あれだけ圧倒的な自然を楽しめるのなら働いてばかりでなく、ロードトリップに行きたい。信頼できる、大切な人たちとたくさんの時間を過ごしたい
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合計6人の海外初運転をした旅行だった。
果てしなく続く農場、車道から数メートル先では羊や馬、牛が草をつついている。ナビが示すのは120KM先の指示。圧倒的な質量の”自然”に圧倒された。人間が見ているのではなく、一部を覗かせてもらっている感覚。こちらの存在などお構いなくうねる波。押し付ける波。文字であらわすと安っぽくなる。この国が持つ自然をもっと見たくなった。
正直オーストリアの印象はあまり良くなかった。深い伝統料理はない。先生に尋ねたところしばらく考えて、ミートパイ?と返ってきた。好きなサッカーもとくに盛んではない。滞在を始めたのは6月で冬&雨季。ビールと家賃が高い。建物もきれいではあるがイギリスやフランスに行った時ほどの感動はない。
だがここには思わずにやつくほどの圧倒的自然、高い空がある。美味しいコーヒーが飲めるカフェがたくさんあり、ニンジンと玉ねぎが安い。ないものを数えるよりあるものを数えたとき人生の幸せ度が増すと身をもって知った。
ワーキングホリデーの価値だったり、来る意味らしいものをこういうところにもあると信じたい。日本でもできるかもしれない。でも確実に来る前より豊かな人間になれているはずだ。
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