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ホームスクーリング中の息子のこと

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息子のホームスクーリングを通して過去の自分を見つめ合い、思うことなど書いています。
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2021年5月の記事一覧

不登校のはなしのその後〜僕のはなし20〜言葉は人をつくる

僕が不登校で苦しんでいた時 祖父の存在は大きかった。 息子にとってそんな存在になりたい。 だけど無理だ。 父親だから。 距離が近ければ 近いほど 理性より感情が強くなる。 しょうもないことで怒ってしまう。 怒りは身近な 自分より弱いと 思う人に流れていく。 どうやら、息子は僕に 僕は息子に流れているようだ。 息子が眠くてイライラしてくると 僕に向かって 「米粒は一合で何粒か行ってみろ!」 と訳のわからない因縁をふっかけてくる。 話は逸れてしまいましたが、 祖父

不登校のはなし〜僕のはなし19〜僕と息子の関係

今は息子を通して 過去の自分と向き合ったいる。 僕は学校に合えば行って欲しいと 思っている。 それはまだ学校に行っていたほうが 生きやすい世の中だと 社会に出て思う。 だが、自分を壊してまで 傷つけてまで 行くとこではない。 心の大きな傷は一生残る。 だから息子には 自分に合わないと思えば 行かない選択をして欲しい。 息子が選んだ道は 他人がなんて言おうが関係ない。 応援する。 ただ、周りから 「学校に行くべき」 「それが常識」 「行かないと変」だと 教え

不登校のはなしのその後〜僕のはなし18〜息子と夜驚症

息子はHSCだと思う。あれっと思ったのは、 息子が物心ついた時からフライパンで野菜を炒める 「ジュー」という音を極端に怖がっていた。幼稚園では体育の先生を 怖がっていた。他の友達がふざけて 先生が怒鳴って注意すると、まるで自分が言われているのかのように怖くなるようだ。体育のある一週間前から夜になると 怯えて泣き出し、「後何日で体育館があるのか」 を聞くようになった。あまりにも毎晩 怯え怖がるので 幼稚園の先生に伝え体育の授業だけ 出ないことにした。それでも、先

不登校のはなしのその後〜僕のはなし17〜息子と学校

僕の奥さんも不登校だった。 小学校一年生から学校にほとんど行っていない。 フリースクールも小学3年生の頃に 少し通ったが合わず 家で過ごしていた。 高校も行かず保育園でアルバイトをしていた。 子どもが大好きでとても遊ぶことが上手だ。 これから夫婦でぶち当たる壁がある。 息子と学校だ。 自分達がそうだったように 同じ思いを息子がするかもしれない。 小・中・高と学校にいき、 社会に出たほうが生きやすいかもしれない。 多分そうだろう。 でも大事なものを壊してまで行