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家族こと 両親への気持ち

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家族についてや、親への気持ちなどをまとめています。
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#エッセイ

不登校の頃、最悪だった父との関係も・・・

不登校だった頃 父が苦手だった。 学校に行かないことをよく思わず よく「将来どうするんだ」って 言われていた。 出来るだけ父と 顔を合わさずに過ごしていた。 父の言動は許せなかった。 腹が立って、ドアを思いっきり閉めて 喧嘩になった。 フリースクールに入り 家族のいない僕の世界ができて、 少し心に余裕ができたら、 そんな父の言葉も聞き流せるようになった。 そして、僕が大人になり 働き始めて、父も僕を認めるようになり 少し距離が縮まった。 それから、父が定年退職し

母は子育て大成功だ〜不登校だった僕のはなし〜

僕の母は子育て成功だと思っている。 不登校で死ぬほど苦しんだけど 今生きている。 もう楽しいことなんてないと思ったけど 今は明日が楽しみだ。 子ども達と一緒にいられるだけで幸せだ。 不登校なんて人生の敗北者だと思ったけど 今では不登校の道を選んでよかったと思っている。 どんなに悩み苦しんでも 大丈夫、母や祖父や家族がなんとかしてくれる そう感じている。 祖父はなくなったけど 死んでも僕を守ってくれている。 そう思えるように育ててくれた。 苦しい時期にもう嫌だって

不登校のはなしのその後〜僕のはなし20〜言葉は人をつくる

僕が不登校で苦しんでいた時 祖父の存在は大きかった。 息子にとってそんな存在になりたい。 だけど無理だ。 父親だから。 距離が近ければ 近いほど 理性より感情が強くなる。 しょうもないことで怒ってしまう。 怒りは身近な 自分より弱いと 思う人に流れていく。 どうやら、息子は僕に 僕は息子に流れているようだ。 息子が眠くてイライラしてくると 僕に向かって 「米粒は一合で何粒か行ってみろ!」 と訳のわからない因縁をふっかけてくる。 話は逸れてしまいましたが、 祖父